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2019年01月28日
素朴な疑問
なにげなく入ったコンビニで、「悪魔のおにぎり」を見つけました! うわさを聞いて以来、一度食べてみたいな~と思っていたので、思わず手に取ってしまいました。この悪魔のおにぎりは、コンビニで発売されて以来、そのおいしさがSNSで話題になり、2週間で300万個が売れたという大ヒット商品なのです。
ワクワクしながらひと口食べてみると……、味付きのごはんからほんのり青のりの香りがして、混ぜ込まれた天かすがいいアクセントになっています。少し濃いめの味付けで食べごたえもあって、うん、これはくせになるお味です!
けれども、なぜ「悪魔のおにぎり」という名前なのでしょうか? 気になったので調べてみることにしました。
悪魔のおにぎりが知られるようになったのは、あるTV番組で、渡貫淳子さんという方が紹介したことがきっかけでした。この渡貫さん、南極にある昭和基地の料理人をされていた方なのです。南極観測員の方々のために作られていた料理メニューのひとつが、この悪魔のおにぎり。(なるほど~)
悪魔のおにぎりは、天つゆ、天かす、青のりをごはんに混ぜ込み、おにぎりにしたものなのですが、そのあまりのおいしさに、「もっと食べたい! けど太りそう!」という声が続出。南極観測員の方が、悪魔のようにおいしいという意味でネーミングしたそうです。確かに、また食べたいと思えるような魅力的なお味です。
TV番組がきっかけとなって、ネットのレシピサイトにも、悪魔のおにぎりの作り方が次々にアップロードされるようになりました。その人気ぶりからヒントを得たコンビニが商品化したところ、SNSで爆発的な話題になり、品薄状態が続くほどのブームになったのです。コンビニのおにぎりが、ここまでブームになるなんてびっくりですよね!
じつは、この悪魔のおにぎりの元祖ともいえる「たぬきむすび」というメニューが静岡にあるそうです。「たぬきうどん」に入れる天かすをおにぎりに入れることからこの名前で呼ばれており、もちろん今でも地元で大人気とか。
ちなみにこの悪魔のおにぎりは、家でも簡単に作れます。濃縮タイプのめんつゆ大さじ1杯に、天かす、青のりを混ぜたものをご飯2膳分に混ぜて握るだけ。天かすのサクサク感を残したいときは、混ぜ合わせる時間を短めにするのがポイントです。天かすと青のりの量はお好みでどうぞ! 簡単そうなので、さっそく作ってみようかなと思います。(楽しみ~)
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イラスト:飛田冬子