美肌力で選ぶおすすめ温泉と泉質!効果アップのコツも
2023.12.122023年10月14日
素朴な疑問
スパ・温泉・銭湯・スーパー銭湯の違いって?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
娘がお友達とスーパー銭湯に行ったお土産話を聞いています。少し時間をかけて温泉に行くのもいいけれど、近場のスーパー銭湯ものんびりできていいわよね。なんて思っていると、「次はスーパー銭湯じゃなくてスパに行く約束をしてきたの」ですって。
そこでふと疑問が……。お風呂がある施設には温泉や銭湯、スーパー銭湯、スパがあるけれど、具体的にはどう違うのかしら? 早速調べてみましょう。
温泉・銭湯・スーパー銭湯・スパの違い
温泉・銭湯・スーパー銭湯・スパはどれも広いお風呂があってリラックスできる施設ですが、それぞれに以下のような特徴があります。
温泉
温泉は環境省が管轄する「温泉法」で、「源泉から湧き出た時の水温が25度以上、または25度以下でも国が定めた19種類ある指定成分のうち、1つ以上が規定量以上含まれている」定義されています。最近注目されているぬる湯や冷鉱泉も温泉と呼ばれるのは、このためです。
法律で成分や温度が決められている一方で、料金の取り決めはなく有料・無料の区別もありません。
銭湯
銭湯とは、お金を出してお風呂に入れる「公衆浴場」のことです。
厚生労働省が管轄する「公衆浴場法」が定める公衆浴場のうち、銭湯は「一般公衆浴場」に分類されます。
一般公衆浴場は、日常生活の中で保健衛生上必要なもので、利用料金は地域ごとの物価に応じて決められています。
温泉との大きな違いは、温泉が自然に湧き出たものであるのに対し、銭湯は水道水や井戸水などを沸かした公衆浴場であることです。
ただし、銭湯でも温泉成分を含んでいる場合もあるため、すべての銭湯が温泉ではないとは言い切れません。
スーパー銭湯
スーパー銭湯も銭湯と同じようにお金を払って入浴できる施設ですが、公衆浴場法による区分が異なります。
銭湯は「一般公衆浴場」に区分されるため、入湯料の規定がありますが、娯楽施設としての要素が強いスーパー銭湯は「その他の公衆浴場」に区分され、それぞれの施設ごとに自由に利用料金が決められています。
スーパー銭湯でも、温泉からお湯を運んできたり源泉を利用したりしていれば「温泉」と名乗ることが可能です。
スパ
スパもスーパー銭湯と同じく「その他の公衆浴場」に区分される施設です。
そもそもスパとはラテン語の「Salute Per Acqua」の頭文字をとったもので、水の力で治療するという意味があり、西欧では療養目的の温泉を指します。
一方、日本のスパは「健康なライフスタイルの獲得を目的とした利用者を支援する、水をはじめとした自然の力を利用した各種の伝統的な療法、自然療法を総合的に提供する施設」を指しています。
そのため、温泉でなくてもハーブやアロマオイルなどのリラクゼーション成分が入っていればスパだといえます。
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参照:AllAbout
イラスト:飛田冬子