素朴な疑問豚肉のロース肉とヒレ肉、どう違う?どう選ぶ?

公開日:2022/12/09
豚肉のロース肉とヒレ肉の違い!
豚肉のロース肉とヒレ肉の違い!

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

お昼にダンナさんととんかつ屋さんに行ったときのこと。ロースとヒレで迷っていたら、「どちらも頼んで分けて食べようよ」と提案してくれたので、どちらもおいしくいただくことができました!

 

ちなみに、ロースは脂身が多くてヒレは脂身が少ないけれど、他にはどんな違いがあるのかしら? 気になったので、調べてみました!

 

ロース肉とヒレ肉の違い

ロース肉とヒレ肉の違い

ロース肉は豚の背中の方にある肉で、脂身が多いのが特徴です。一方、ヒレ肉は細長い筋肉の部分で、脂身が少ない赤身の肉です。

 

ロース肉は脂身がある分、程よい甘さを感じることが多く、ヒレ肉はあっさりとした味わいで、肉が細かいという特徴があります。

 

ロース肉は生肉だと100gあたり約260キロカロリーで、とんかつにすると約340キロカロリーとなるのに対して、ヒレ肉は生肉で100gあたり約120キロカロリー、とんかつでも約300キロカロリーと、ヒレ肉の方がヘルシーな料理を味わえます。

 

ロースとヒレ、どっちを選ぶ?

ロースとヒレ、どっちを選ぶ?

ロース肉は、ロース肉と肩ロース肉に分けられ、ヒレ肉と比較すると以下のような違いがあります。

 

  • ロース肉……豚の胸のあたりから腰にかけての背中の部分。脂身が多くうまみが脂に凝縮されている
  • 肩ロース肉……豚の背中中央あたりにある肩に近い部分。ほどよく脂が入っている
  • ヒレ肉……豚の体の中心にあり、わずかな量しか取れない貴重な部位。筋肉質なので脂肪分が少なくあっさりとした味わい

 

食感にジューシーさを感じたいならロース肉、あっさりとしたものが好きな方や、ダイエットしている方はヒレ肉を選ぶことが多いようです。

 

ちなみに、豚のロース肉もヒレ肉も、ビタミンB1が多く含まれていることをご存じですか?ビタミンB1は、糖質がエネルギーに変わるときに必要な補酵素の役割を担っているので、欠乏すると糖質のエネルギー代謝が滞ることで、乳酸が溜まって疲れやすくなるともいわれています。

 

ビタミンB1は、それぞれ100gあたり以下の量含まれています。

 

  • ロース肉……0.69mg
  • 肩ロース肉……0.63mg
  • ヒレ肉……0.98mg

 

ご飯(糖質)と一緒に食べることが多いロース肉やヒレ肉に、ビタミンB1が多く含まれていることで、糖質を効率よくエネルギーに変えられるのです。

 

家庭で料理をするときも、外食するときも、ロース肉、ヒレ肉それぞれの特徴を理解し、料理に合わせたり、好みに合わせたりして部位を選択すると良いですね!

 

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参照:macaroni   
   天草ロザリオファーム

   Cook Fan
   簡単!栄養andカロリー計算

ハルメク子さん
外食するといつもメニューに迷って、ダンナさんに助けてもらってるわ!

イラスト:飛田冬子


 

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