世界で一番大きな卵って?
2022.03.302022年12月20日
素朴な疑問
鷲(ワシ)と鷹(タカ)の違いとは?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
昔から写真を撮るのが好きなダンナさん、最近になってカメラを新調したいと言い出しました。理由は「鳥を撮りたい」からだそう。鳥といっても、ダンナさんの撮りたい鳥は鷲(ワシ)や鷹(タカ)だなんですって。 そこでふと疑問が。ワシとタカ、どんな違いがあるのかしら? 調べてみました!
鷲(ワシ)と鷹(タカ)の違い
鷲(ワシ)も鷹(タカ)も猛禽類(もうきんるい)に分類されます。猛禽類とはタカ目とフクロウ目の総称で、鋭い爪とくちばし、強く丈夫な足が特徴。
そんな鷲(ワシ)と鷹(タカ)の違いは、大きさです。体長が大きなものをワシ、中型から小型のものをタカと呼ぶのであって、どちらもタカ目タカ科に属する鳥なのです。つまり、生物学的には同じですが、大きさや見た目の特徴で呼び分けているということになります。
鷲と鷹の見分け方!
鷲(ワシ)や鷹(タカ)には、大きさ以外にも以下のような見分け方があります。
- タカは尾が扇状に広がっているが、ワシの尾は直線状
- タカには鷹斑(たかふ)と呼ばれる細かい筋が入った独特の模様がある
- ワシは羽ばたいて飛ぶが、タカは気流に乗って飛ぶ
ちなみに、日本ではワシやタカ以外にも猛禽類としてトビ(トンビ)やハヤブサが観察できます。トビはワシとタカの中間くらいの大きさで、ハヤブサはタカよりも小型です。大きさの順番は「ワシ→トビ→タカ→ハヤブサ」の順番となりますが、この中でハヤブサだけが同じ科ではなく、ハヤブサ目ハヤブサ科に分類されています。
図鑑片手にバードウォッチングをするのも楽しそうですね!
■人気記事はこちら!
イラスト:飛田冬子