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2020年07月31日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
この前テレビを見ていたら、ペンギンの映像が流れていました。ヨチヨチ歩いている姿を見て、「ペンギンって、かわいいけど飛べないのよね~」と思い、ハタと気付きました。そういえば飛べない鳥ってペンギンだけかしら? 気になったので調べてみました!
飛べない鳥というのは、世界に約40種類いるといわれています。なぜ飛べないのかというと、それは「生きていく上で飛ぶ必要がなくなったから」。人間に関わるようになったり、飛ぶことに代わる特殊な能力を身に付けたからだと考えられています。
せっかく調べたので、代表的な飛べない鳥を紹介します。飛べない鳥といっても、さまざまな種類の鳥がいます。
鳥類で最も巨大な鳥、「ダチョウ」。アフリカ中部や南部のサバンナや砂漠に生息し、足が発達していて、とても速く走ることができます。時速50〜70km、だいたい車と同じくらいのスピードです。
発達した脚から放たれるキックは肉食獣を殺傷することもできるほど強いそうです。
ダチョウの次に大きい鳥の「エミュー」。脚力が非常に強く、キックで攻撃するのが得意です。ダチョウより首が太く短く、足に三本の指があります。また、繁殖力が強いのも特徴。オーストラリアに生息し、オーストラリアの国鳥に指定されています。
熱帯雨林に生息する「ヒクイドリ」。喉元が赤く、まるで火を食べているように見えることから名付けられました。ダチョウやエミューより体は小さいけれど、かぎ爪の付いた足を武器にしています。気性が荒く、タカやワシなどの猛禽類(もうきんるい)を抑え、「世界一危険な鳥」と呼ばれているんですって。
次はちょっとかわいい鳥「キーウィ」。キウイフルーツはキーウィに似ていることから、その名が付きました。ニュージーランドに生息しており、丸々としたかわいい体つきと長いくちばしが特徴。特殊能力は優れた嗅覚。長いくちばしの先に鼻孔が付いています。
次は日本の鳥。沖縄に生息する「ヤンバルクイナ」もほとんど飛べません。わずかに飛びますが、得意なのは走ること。森林に住み、トカゲや昆虫を捕食します。個体数が少ないので、国の天然記念物になっています。
最後は、飛べない鳥として一番有名な「ペンギン」。ほとんどの種類が南半球に生息しています。陸ではヨチヨチ歩きですが、水中に入れば、発達した羽や水かきで自由に泳きまわる能力を持っています。
今回は飛べない鳥について調べてみました。飛ぶ代わりに走るのが速かったり、泳げたり。生き物の進化って本当に面白いですね!
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参照:雑学ミステリー
イラスト:飛田冬子