公開日:2019/01/04

更新日:2021/12/29

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素朴な疑問

門松としめ飾りの役割とは?

門松としめ飾りの役割って何?
門松としめ飾りの役割

 

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

お正月前に毎年することといえば、門松としめ飾りの準備。毎年気付いたら29日になっていて、一夜飾りは縁起が悪いからと、慌てて門松としめ飾りを買いに行くんですよね~。 

 

ところで、門松としめ飾りって、一体何のために飾るんでしょう? 気になったのでさっそく調べてみました。

 

門松の意味と由来

まずは門松。民族学者・和歌森太郎の著書『花と日本人』によれば、門松はお正月にお迎えする年神(としがみ)様に「我が家はここですよ」とアピールし、年神様に迷わず自宅にやってきてもらうための目印なんだそうです。

 

昔は、木、特に常盤木(ときわぎ)と呼ばれる常緑樹に神様が宿ると考えられていたため、常盤木を家の門に飾っていました。さらに、平安時代には、松=神様を祭る、と考えられるようになり、松は常盤木の中でも特におめでたい木とされてきました。そのため、門松は年神様を家に迎え入れるための「依り代(よりしろ)」とされてきました。

 

門松には、おめでたい「松」に加え、成長が早くまっすぐに伸びることから縁起がいいとされる「竹」、春一番に何よりも早く花を咲かせることから縁起がいいとされる「梅」が添えられていることが多く、「松竹梅」の縁起物が揃っています。

 

しめ飾りの由来と意味

しめ飾りとは、しめ縄に縁起物の飾りを付けたもののことをいいます。しめ飾りの意味には、神様を迎え入れるという意味や、「神様がいらっしゃっても恥ずかしくない家」の証であるという意味があります。

 

神社や神棚に飾られているしめ縄は、神様が宿る場所と現世を隔てる境界線の意味を持っています。現世の不浄なものから神域を守るための結界がしめ縄なのです。そう考えると、玄関にしめ飾りを飾ることで、家をまるごと神域にして神様をお迎えする理由がわかりますね。

 

しめ飾りに付けられている飾りにもきちんと意味があります。神様の降臨を意味する「紙垂(しで)」、清廉潔白を表す「裏白(ウラジロ)」、家系を譲って絶やさず子孫繁栄を願う「譲り葉(ゆずりは)」、代々栄えるよう願う「橙(ダイダイ)」などです。

 

おせち料理もそうですが、お正月の縁起物にはさまざまな意味が込められているんですね。

 

 

 

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参照:日本の門松.com 株式会社友行園芸場

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参考文献: 和歌森太郎『花と日本人』

 

今年1年、いい年でありますように

年神様、お待ちしております。

 

イラスト:飛田冬子

 


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