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2022年10月25日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
麻婆豆腐を作ろうとして豆板醤を探したけどない! そういえばこの前切らしてしまったんだわ……。冷蔵庫をあさったらコチュジャンがあったけれど、コチュジャンは代わりにならないわよね?
コチュジャンと豆板醤てどう違うのかしら? 代わりになるものがあるなら知りたいと思い、調べてみました!
コチュジャンと豆板醤には、それぞれ以下のような特徴があります。
コチュジャンは、米やもち米を麹で糖化させ、唐辛子を加えて熟成させた発酵調味料です。地域や家庭によって、香辛料や味噌を合わせる場合もあります。
朝鮮半島が発祥の調味料で、辛さに加えて甘さもあり、粘り気があるのが特徴です。
糖化させているため、炒めると焦げてしまうことから、具材に火が通ってから加えるのが一般的です。
豆板醤は、そら豆、大豆、唐辛子などを加えた発酵調味料です。
中国が発祥の調味料で、塩辛さと酸味のある四川料理には欠かせない独特の香りが特徴です。
加熱すると香りが立つので、最初に豆板醤を炒めてから具材を加えることで、より風味を楽しめる調味料です。
よく似た名前の調味料に甜麺醤(テンメンジャン)がありますが、甜麺醤は小麦に塩と麹を加えた発酵調味料で、唐辛子などは使用されていないため辛みはなく、甘味とコクがあるのが特徴です。
コチュジャンは韓国料理、豆板醤は中華料理に使用します。
コチュジャンは韓国料理の味付けとして使用する以外にも、火を通さなくても使用できるのでサムギョプサルのタレなどにも使用されます。
豆板醤は、油と一緒に加熱することで風味が増すので、炒め料理に加えることが多いのが一般的です。
コチュジャンと豆板醤は原料が違うので、そのまま代用しても同じ味付けの料理にはなりません。代用したいときは、以下のように他の調味料を混ぜて使用しましょう。
甜麺醤の甘味によって、コチュジャンの甘辛い味に近づけることができます。
一味唐辛子を加えることで、豆板醤の強い辛みに近づけることができます。
コチュジャンも豆板醤もないときは、家にある調味料を混ぜ合わせるとそれぞれの味に近づけることができます。
【コチュジャンの代用】
【豆板醤の代用】
代用レシピを知っておけば、わざわざそれだけを買いに出掛けることもなく便利なので、ぜひ試してみましょう!
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参照:トクバイニュース
イラスト:飛田冬子