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2022年07月29日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
去年、カサカサと動くアイツ……ゴキブリを見つけて家中大騒ぎしてしまったのだけれど、今年はどうにかして侵入を防ぎたいわ……。
そもそもどこから入ってくるのか、どうしたら侵入を防げるのか、発見してから慌てるのは嫌なので、調べてみました!
ゴキブリには5つの侵入経路があるとされています。一つずつ詳しく解説していきます。
ゴキブリは玄関から堂々と入ってくることがあります。ゴキブリが侵入できる隙間は、ゴキブリの幼虫は0.5mmほど、成虫は5mm以上とされていますが、玄関は当てはまることが意外と多く、扉が閉まっていても隙間からやってきます。
さらに、郵便受けが一体となっていて、毎日新聞を取っているという家庭は要注意! はみ出している新聞の隙間からゴキブリが侵入してくる可能性があります。
「マンションの上層階だからゴキブリの心配はない」と考えている方も、実はゴキブリが4~5階程度の高さなら難なく飛べるということを、覚えておく必要があります。
かつては飛べないとされていたゴキブリですが、気温30度を超える夏場になると、地面から空へと飛び立つ上昇飛翔が目撃されていることもあります。
窓が完全に閉まっていればゴキブリの侵入を許すことはありませんが、網戸にしているときや、ガタついている窓などは、わずかな隙間からゴキブリを侵入させてしまいます。
風呂場や洗面台、台所、トイレの排水口からゴキブリが侵入してくるケースもあります。通常、排水が行われる管は水が流れているのですが、横になっている丸い管の上部分は水が流れておらず、その部分を伝って排水口にたどり着いてしまうのです。
そして、なんとトイレの排水管からもゴキブリが上がってくることがあるというから驚きです。S字になっている排水管ですが、ゴキブリは実は泳げるので、水が溜まっていても数cm程度の深さなら潜って通ってきます。
隙間が開いているとは思わないようなエアコンの壁穴や、シンク下の穴、マンションによくある換気口など、小さな隙間は要注意です。
さらに、エアコンの排水を外に流すホース(ドレンホース)からも、小型のゴキブリや幼虫なら侵入できてしまいます。
ゴキブリは、宅配便を家の中に入れようとするときなどに、一緒にくっついて入ってくることがあります。
玄関前に観葉植物などを置いていると、そこに隠れているケースもあるため、外に置いてあったものを家の中に入れるときはよく確認することをおすすめします。
ゴキブリは、水と餌の匂いを嗅ぎつけて家の中に侵入してきます。ゴキブリは雑食性なので、お菓子のかけら、生ゴミ、人間のフケや垢などなんでも食べるのが特徴です。
ゴキブリは、家の中に侵入したら水か餌のあるところに無駄なく向かうので、家の中を常に清潔にしておくことが重要となります。
ゴキブリを入室させないようにするには、前述した侵入経路付近に「ベイト剤(毒餌剤)」を置いておくことです。ゴキブリが家の中に入り込む前に、ベイト剤を食べさせてしまえば、生きたまま家の中まで入ってくることはありません。
また、以下の方法も併せて行うと効果的です。
玄関や窓を開けっぱなしにしないことはもちろんですが、閉めても隙間が開いている場合は、すきまテープを貼って隙間を塞ぐことで、ゴキブリの侵入を防げます。
また、換気口やドレンホース、換気扇などの穴が開いている部分にはフィルターを使用しましょう。フィルターは薄すぎるとゴキブリに食い破られてしまうこともあるため、ある程度の厚みがあるものを選ぶと良いでしょう。
エアコンの壁穴やシンク下の排水管などの小さな隙間は、ホームセンターや100円ショップで購入できるパテを使用して埋めるのがおすすめです。
そして、生ゴミを放置せずに清潔な状態を保つことも重要です。家の中に生ゴミを置いておく必要があるときは、スナック菓子などの袋に入れると匂いを抑えられます。
家の中にゴキブリを侵入させない対策を行っても「既に家の中にいるのでは……」と不安になることもありますよね。
その場合は、家の中に複数設置する殺虫剤を使用して駆除したり、殺虫成分を家中に行き渡らせ駆除する燻煙タイプの殺虫剤を使用したりするのがおすすめです。
燻煙タイプの殺虫剤を使用するときは、家電製品や観葉植物の保護やペットを外に出すなど、万全の状態で使用するようにしましょう。
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参照:イーアイデム
イラスト:飛田冬子