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素朴な疑問犬の熱中症を見逃さないで!見分け方と対処法は?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
だんだんと気温が上がり、夏の厳しい暑さを感じるようになってきました。我が家にも犬がいますが、動物は言葉を話せないので夏の熱中症対策は万全にしておく必要があります。
これまでも散歩の時間に気を付けるなど対策はしていましたが、もしものときにすぐに対応できるよう、犬の熱中症について調べてみました!
暑い季節は要注意!犬の熱中症の症状
犬は人間と違い、肉球にしか汗腺がありません。そのため、汗によって熱を放散させることができず、代わりにパンティング(口を開けてハッハッと呼吸する)によって水分を蒸散させて体温を下げようとします。
しかし、気温や湿度が極端に高かったり、気道に問題があると、うまく体温を下げられずに熱中症になってしまいます。
- いつもより苦しげに呼吸している
- ハッハッと激しい呼吸が治まらない
- 元気がなく、ぐったりしている
- 舌や口の中の色がピンクではなく、赤や青紫色になっている(チアノーゼ)
- よだれが多い
- 落ち着きがない
- 自分で水を飲んだり、フードを食べない
- ぼんやりしている、ふらふらしている
- よだれが大量に出る
- 吐き気や嘔吐、下痢など消化器症状がある
- 震えている
- 呼びかけても反応しない、意識がなくなる など
上記は、犬の熱中症で見られる症状です。これらの症状や、普段とは違う様子が見られたら、すぐに動物病院に連絡し、受診しましょう。
犬が熱中症になる原因・なりやすい状況
犬が熱中症になりやすい状況や原因があります。大切なワンちゃんを守るためにも、お散歩や外出時はもちろん、お留守番のときもしっかり注意しましょう。
- 暑い時間の散歩、過度な運動
- 高温多湿の環境(エアコンのついていない締め切った室内、車の中など)
- 心臓や呼吸器の病気、肥満(病気や肥満などにより呼吸がしにくいと、パンティングによって上手く熱を下げられず、体に熱をためやすい)
- 犬種(パグやブルドッグなど短頭種は熱中症になりやすい)
夏の時期、特に気を付けたいのが「散歩」や「高温多湿の環境」です。
真夏のアスファルトは60℃を超えるほど熱くなります。犬は地面との距離が近く、暑い時間の散歩や長時間の運動は熱中症の原因に。
また、エアコンのついていない室内や車の中も要注意。窓を開けるなどの対策はほとんど意味がなく、短い時間であっても車に残していくのは危険です。
熱中症になりやすい犬種や特徴
犬種や体格、持病なども、熱中症のなりやすさに影響します。
- 短頭種(フレンチブルドッグ、ブルドッグ、パグ、ペキニーズ、ボストンテリア、チワワ、シーズーなど)
- 北欧犬種(シベリアンハスキー、サモエドなど)
- 黒い毛色の犬(黒い毛色は日光の熱を吸収しやすい)
- 体力があまりない、低下している犬(子犬、老犬、病気を治療中の犬など)
- 心臓病、呼吸器疾患、腎臓病などの持病がある犬
- 太っている犬
犬の熱中症を予防する対策
犬の熱中症は、飼い主が注意することで予防できます。
- お散歩や外出時は、涼しい時間帯を選んで出掛ける(早朝や日が暮れてから数時間後など)
- 犬の水分補給のための飲み物を持ち歩き、こまめに飲ませる
- 犬を短時間でも車内に置いていかない
- 暑い時期は、室内や車内にエアコンをしっかりかける、風通しをよくする
- 日陰をつくり、犬が日光から逃げられるようにする
犬にとって快適とされる室内の温度は25〜28℃、湿度は45〜65%といわれています。犬は人よりも暑さに弱い生き物です。熱中症は命を落とす危険もあるため、しっかり対策を行いましょう。
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参照:SBI いきいき少短
イラスト:飛田冬子
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