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2022年06月17日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
新型コロナウイルスの感染者がなかなか減らなくて、いつワタシや家族が感染するかわからない状況だから、夫と「PCR検査を受けられる病院を探しておかなきゃね」なんて話をしていたのだけれど……
検査には種類があって、PCR検査だけではないことをテレビで知って、いざ熱が出たときにどうすればいいの?と疑問が。気になったので、調べてみました!
よく耳にするのはPCR検査だけれど、他にも抗原検査、抗体検査という3つの検査方法があり、それぞれ違いがあります。
PCR検査は、ウイルスの遺伝子を増幅させて検出させる方法で、検査の種類や症状に応じて、鼻や咽頭を拭って細胞を採取するか、1~5分ほどかけて唾液を採取するかという2つの検体採取方法があります。
体内にウイルスが存在するかを調べられる検査として新型コロナウイルスへの感染を調べる際によく使われているのね。
ウイルスの遺伝子を増幅させるための検査機関に検体を送るので、検査結果は翌日以降になります。
抗原検査は、ウイルスが持つタンパク質などの抗原を検出するもので、抗原が検出されるということはウイルスに感染しているということになります。
鼻咽頭や唾液からの検体採取という点はPCR検査と同じだけれど、採取した検体を専用の試薬に混ぜて検査キットに滴下すると陽性か陰性かが判断可能で、特別な機械は不要なので検体を採取した場所で15~30分ほどで結果がわかります。
抗体検査は、過去にウイルスに感染していたかを調べる検査なので、PCR検査や抗原検査のように「今感染しているか」は判断できません。
検査方法は、ウイルスに感染すると形成されるタンパク質が、血液中に存在するかを採血によって調べます。
ちなみにウイルスに感染したときだけじゃなくて、ワクチンを打ったことで抗体ができたときにも陽性となることから、自治体が発表する新型コロナウイルスの検査実施数にはカウントされていない検査です。
PCR検査、抗原検査、抗体検査は次のように使い分けましょう!
発熱、息苦しさ(呼吸困難)、強い倦怠感などの症状がある場合は、身近な医療機関や相談センターに連絡をして、医師の判断によってPCR検査か抗原検査を受ける必要があるということ(厚生労働省の新型コロナウイルスに関するQ&A<一般の方向け>令和4年4月27日版より)。
突然発熱してしまっても、慌てず判断することが重要ね!
※新型コロナウイルスに関する情報は日々更新されており、本記事の内容が必ずしも最新のものとは限りませんのでご了承ください。
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参照:厚生労働省
イラスト:飛田冬子