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2022年04月11日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
ポカポカ陽気の気持ちがいい日。ランチでお腹を満たした後、春の日差しを受けながら優雅に読書……のつもりがうっかり居眠り。お腹がいっぱいになると、どうしても眠たくなってしまいます。
この眠気を解消するにはどうしたらいいのかしら? 思わず出そうになるあくびをこらえつつ、調べてみました!
食後に眠くなる原因の一つとして考えられるのが、「血糖値スパイク」だといわれています。血糖値スパイクとは、食事によって急に上がった血糖値が急速に下がる、血糖値の乱高下のこと。
普段は血糖値が正常なのに、食後に異常に血糖値が高くなる症状を「食後高血糖」といいますが、急激に高まった血糖値は、反動によって急降下を起こします。
そうなると、脳に行く血液の血糖値も下がるため、脳が小休止し、それが眠気として表れるそうです。
血糖値スパイクの仕組みについて、もう少し詳しく見てみましょう。
本来、血糖値はすい臓から分泌されるインスリンの働きによって一定に保たれています。しかし、糖の過剰摂取などが起こると、インスリンの働きが追いつかなくなり、高血糖状態に。
高血糖になると今度は、糖をエネルギーに変えるべく、インスリンが過剰に分泌されます。これによって低血糖状態になり、食後の眠気やだるさが出てくるという仕組みです。
血糖値スパイクが厄介なのは、単に眠気が出るだけではないということ! 血糖値スパイク状態が続くと、余分な糖分が体内のタンパク質などと結びついて細胞などを劣化させる「糖化」が起こります。
糖化は、シミやくすみ、しわなどの老化を引き起こしたり、骨粗鬆症や動脈硬化、白内障、アルツハイマーなどの病気の原因になったりするなど、美容にも健康にも悪影響があると考えられています。
血糖値スパイクを予防する食事・食習慣のコツとしては、以下のようなものが挙げられるといわれています。食べ過ぎ、早食い、飲み過ぎは糖を一気に摂取することにつながるため、注意が必要です。
上記のように、血糖値スパイクには、食生活が深く関わっているそう。また、運動不足も高血糖になる傾向があるんだとか。(耳が痛い!)
ゆっくり楽しみながら食べたら、運動してリフレッシュ。眠気覚ましにもなって良さそうね♪
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参照:養命酒
イラスト:飛田冬子