公開日:2022年03月06日
素朴な疑問
台湾カステラとは?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
先日カフェで食べた台湾カステラのおいしさが忘れられないワタシ。日本のカステラとは全く違う「ふわしゅわ」の食感は、いったいどうやって作るのかしら? さっそく台湾カステラについて調べてみました!
台湾カステラとは?

台湾カステラは台湾北部の淡水(ダンシュイ)という地域の名物です。日本でのブームは、2020年前半から始まったと言われています。試しにInstagramで#台湾カステラで検索したら13万件以上ヒットしました。人気は衰えていないようです。
現地では、焼きたてのケーキを意味する「現烤蛋糕(シエンカオダンガオ)」、昔なつかしいケーキ「古早味蛋糕(グーザオウェイダンガオ)」、プリンのようなケーキ「布丁蛋糕(ブーディンダンガオ)」などと呼ばれています。
日本のカステラは膨らみがなくしっとりとしていますが、台湾カステラは食感も見た目もふわふわなのが特徴です。焼き立てはふんわり、常温ではふんわり+しっとり、冷やすとスフレのような口どけに変化します。温度による変化が楽しめるスイーツなんて珍しいですね!
台湾カステラの作り方

台湾カステラには、さまざまなレシピがありますが、今回はベーキングパウダーを使わず、卵の力だけで膨らませるレシピを紹介しましょう。
材料(18㎝角型1台分)
- 卵……6個
- 植物油……70g
- 薄力粉……100g
- 無調整豆乳……100g
- きび砂糖……100g
下準備
- 冷蔵庫で冷やしておいた卵を卵黄と卵白に分ける。
- 薄力粉はザルなどでふるう。
- 豆乳は40℃の湯せんで温めるか、600Wの電子レンジで15秒~20秒加熱する。
- 18㎝の角型にオーブンシートを敷いておく。
- オーブンを160℃に予熱する。
作り方
- 植物油を入れたボウルを湯せんする(50℃が目安)。
- ボウルを湯せんから取り出し、薄力粉を加え、粉っぽさがなくなるまで泡立て器で混ぜる。
- 2にぬるく温めた豆乳を2回に分けて、泡立て器で混ぜながら加える。さらに卵黄を溶きほぐして3回に分けて加え、なめらかになるまで混ぜる。
- 別の大きめのボウルに卵白を入れ、ハンドミキサーの高速で15秒ほど混ぜ、砂糖を3回に分けて加えながら泡立てる。最終的にツノが立つまで泡立てる。
- 3に4のメレンゲを3回に分けて、泡立て器やゴムベラでムラなくさっと混ぜる。
- 型に5の生地を、高い位置から一度に流し入れる。両手で型を持ち、底をテーブルに数回打ち付けて空気を抜く。
- 天板に型を置いて、型が2mmくらい浸るほどの水を天板に入れ、160℃で50~60分焼く。
- 焼けたらすぐに型から外す。粗熱が取れたら完成。
台湾カステラは、冷蔵庫で3〜4日、冷凍庫で約2週間保存できます。毎日1切れずついただくのもいいですね!
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イラスト:飛田冬子




