素朴な疑問スノーボードの基礎用語は?

公開日:2022/02/09

 

スノーボードの基礎用語は?
スノーボードの基礎用語は?

 

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

冬のオリンピック競技としてすっかり定着したスノーボード。でもテレビの実況中継を見ていると理解できない言葉も多数……。若い頃はスキー全盛期だったから、スノーボード自体になじみがないせいでしょうか。

 

今度こそ用語を知った上で応援したい! というわけで、スノーボードの主な専門用語を調べてみました。

 

スノーボードの基礎用語

スノーボードの基礎用語

パイプを半分にカットしたような形の「ハーフパイプ」上で繰り広げられる技の数々。競技の中継でよく耳にする基本的な用語を紹介します。

 

  • トリック

スノーボードの技の総称のこと。スノーボードではすべての技のことを「トリック」と呼びます。「現時点での最高難度トリック」のように使われます。

 

  • フロントサイド/バックサイド

スノーボード競技者がハーフパイプの中に立ったときの競技者の腹側の壁をフロントサイド、背中側の壁をバックサイドと呼びます。例えば「フロントサイドターン」は、つま先のエッジを使って体の前面方向に回転していくターンを指しています。

 

  • スタンス

どちらの足を前にして滑るのかで異なり、左足が前なら「レギュラースタンス」、右足が前なら「グーフィースタンス」。また利き足とは逆の場合は「スイッチスタンス」。

 

  • キャブ

スイッチスタンスでフロントサイドに回転すること。

 

  • グラブ

空中で板をつかむこと。つかむ手の位置などでも名称が異なります。

 

  • 3D(3Dエア)

横と縦回転が同時に入っている空中技のこと。

 

  • ダブルコークスクリュー(ダブルコーク)

回転軸をずらしながら、空中で縦に2回転、横に3回転する技。横に3回転、縦に2回転する技はダブルコークテンエイティ(1080°)。横に3回転半、縦に2回転は、ダブルコークトゥエルブシックスティ(1260°)。

 

  • ダブルクリップラー

通常のスタンスでお腹側の壁に進んで踏み切り、バク転に近い後方宙返りを2回繰り返します。縦方向の回転軸が強い技です。横回転で見ると半回転分、少なくなります。

 

  • ダブルマックツイスト

足の構えは通常のスタンスで、背中側の壁に進んで踏み切ります。縦に2回転しながら横に3回転半します。縦1回転と横1回転半を同時に行うマックツイストを2回行います。着地は通常の向きで着地するため、半回転分がさらに加わります。縦に横にと回転する、迫力ある技です。

 

  • フロントサイド・ダブルコーク1440(フォーティーンフォーティ)

通常のスタンスでお腹側の壁に進んで踏み切ります。谷側の方向に4回転しながら縦にも2回転し、通常の向きとは反対のスタンスで着地します。現時点では最高難度と言われる技です。日本の平野歩夢選手が世界で初めて成功させた大技です。

 

用語の意味を知るといかに大変な技かわかりますね。これでより競技観賞が楽しめそうです!

 

 

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参照:NHKスポーツ

   snowboard network

   R/ForA MAGAZINE

   時事ドットコム

 

縦に2回転しながら横に3回転半、超人すぎる技ですね!
縦に2回転しながら横に3回転半、超人すぎる技ですね!

 

イラスト:飛田冬子

 


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