公開日：2021年12月24日

素朴な疑問

2021年上半期はどんな時事ニュースがあった？

こんにちは！好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

早いもので、間もなく2021年が終わろうとしています。2022年は明るい話題が多い年になるといいですね。そういえば、2021年は、どんなことが起きていたかしら？いい機会だから、ハルメク子的視点で、振り返ってみます！

2021年上半期はどんなニュースがあった？

2021年前半（1月～6月）の主なニュースを紹介します。

1～6月は緊急事態宣言が発令、解除、再宣言と続きました。まん延防止等重点措置の適用を含めると、多くの都道府県で長期間新型コロナの感染が収まらない状況に。当初はワクチン不足などで速やかに接種できない状況もありました。

2020年から延期されたこともあり、開催を強く望む声があった一方で、難色を示す人など、東京五輪開催の有無は、多くのメディアで取り上げられ、世間的にも関心が大きかったニュース。一方で、新施設や競技、注目選手の紹介なども話題になりました。

1月、強い寒気が流れ込んだことで、北日本から西日本にかけて広範囲で大雪と暴風による災害が発生しました。停電や道路の通行止め、鉄道の運休などの交通障害が発生するなど、各地でさまざまな影響が出ました。

1月20日、大統領選挙で、ジョー・バイデン氏が前大統領のトランプ氏を破り、アメリカの第46代大統領に。バイデン氏は、同日の就任式で白人至上主義や国内テロと対峙することを約束すると同時に、未曽有のパンデミック克服に向けての思いなども演説。

2月、日本オリンピック委員会（JOC）臨時評議員会で森喜朗元首相が「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と発言。その後、発言を撤回、謝罪しましたが、国内外で厳しく批判され、東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の会長を辞任。後任に橋本聖子前五輪相が選出されました。

2月、衛生放送などを運営する「東北新社」に勤める菅首相（当時）の長男から、総務省の幹部が接待を受けていた、とメディアが報道。国会での追及が続きました。6月、第三者による検証委員会で総務省の責任が指摘され、11人の官僚が倫理規定違反で処分されました。

2月1日、ミャンマーで国軍によるクーデターが勃発。軍が政権を掌握し、大統領と国家顧問のアウン・サン・スー・チーさんらが拘束されるなど、混沌とした状況に。民間人の抗議活動に対する軍の弾圧で、犠牲者や拘束者が多数発生。

2011年3月11日に発生した東日本大震災から10年がたち、国立劇場（東京都千代田区）で「十周年追悼式」が開催されました。復興が進む中、福島第一原子力発電所の事故処理が続くなど課題も残り、復興とその先の未来を考える節目となりました。

テニスの大坂なおみ選手が、2月の全豪オープンで2019年に続き2度目の優勝を果たし、世界ランキング2位に復帰。しかし5月の全仏オープンを途中棄権。メンタルヘルスを守りたいとして、記者会見をボイコットしたり、長くうつ状態に苦しんでいたことを告白したりと、大きな話題になりました。

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が、4月4日の初登板以降、投手と打者の「二刀流」で活躍。5月29日（日本時間6月30日）には、ヤンキーズ戦で2打席連続本塁打を放ち、本塁打数でリーグ単独トップに立ちました。

2021年の前半は、長く緊急事態宣言下にあり、先行き不透明で不安に包まれた期間でした。そんな中、大谷選手のメジャーリーグでの活躍は、同じ日本人としてうれしいニュースでしたね。

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　　　NHK

イラスト：飛田冬子