素朴な疑問羽毛布団はクリーニングに出していいの?

公開日:2018/12/04

羽毛布団はクリーニングに出していいの?

 

最近よくポストに「羽毛布団のクリーニングを」というチラシが入っています。はじめは「羽毛布団なんか洗濯しちゃったらダメにならない?」とか思っていましたが、よく考えればダウンジャケットも毎年クリーニングに出しているのに、羽毛布団がダメなわけがないはず、と思い直して購入後10年経った我が家の羽毛布団をクリーニングしてみることにしました。

 

今回は街のクリーニング屋さんではなく、布団の購入元の「東京西川」にお願いしました。ここでは「羽毛診断士」という資格を持った人が、リフォームがいいのかクリーニングで済むのかを判断するため、羽毛の劣化具合を布団の中の羽毛を取り出してチェックし、無料で診断・見積りをしてくれます。

 

羽毛布団のクリーニングにもいろいろあるようです。我が家のように劣化の激しい10年選手は、布団の中の羽毛を再利用して、新しい羽毛を足したほうがいいそうです。分解して丸ごと羽毛だけ洗ってもらい、羽毛を包むカバーも傷んでいたので新しい生地を自分で選んでリフォーム、まるで新品の羽毛布団のように変身しました。 

 

クリーニングでも、他の家の布団と混ざらないように、布団を1枚ずつ洗濯してくれるそうです。我が家の羽毛布団は、大分羽毛が劣化していたので、同じ品質の羽毛を足してもらって、布団のカバーを作り替えましたので、安い羽毛布団が1枚買えるくらいの値段になりました。でも、いまの品質の羽毛布団を新たに買うよりは、ずっとお得だと思います。

 

そして羽毛布団のクリーニングだけなら、布団を1枚ずつ丸ごと洗える洗濯機に入れて乾燥までしてくれて、お値段は1枚5,400円~だそうです。もちろん、安い羽毛布団を買って定期的に買い替えるという方法もあるから、このあたりは人それぞれ考え方ですよね。

 

できあがってきた布団は、本当にふかふかで幸せな寝心地です。10年一昔というけれど、布団はくたびれていたのね......。(ワタシもか?)と実感! 昔は羽毛布団なんてなかったから、ずっしり重い綿の布団で重さを感じながら温まっていました。今では考えられないわ。悪い夢を見てうなされていたのも、きっとあの綿布団の重さのせいだったのかもしれません。

 

 

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参照:東京西川

 

布団のうち直しってエコよね
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イラスト:飛田冬子

 


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