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2022.12.172023年04月24日
タイミングは最高気温をチェック!
衣替えの時期はいつ?春夏秋冬の実施時期の目安は?
春夏秋冬「衣替えの時期はいつがおすすめ?」という人のために、最高気温を参考にした衣替えのタイミングの見極め方や手順を紹介します。服を捨てる基準や「しまい洗い」のポイント、アイテム別収納方法もチェックしましょう。
【春夏秋冬】衣替えの時期はいつがおすすめ?
日本の季節は春・夏・秋・冬の4つ。夏服から冬服、冬服から夏服への年2回の衣替えが一般的です。
学校の制服や会社のスーツなどは、6月1日に冬服から夏服へ、10月1日に夏服から冬服へ衣替えすることが多いようです。ただ、衣替えの時期は、最低気温と最高気温の気温差が大きく、なかなか服を入れ替えるタイミングが悩ましい時期でもあります。
衣替えにおすすめの時期はいつなのでしょうか?
夏服への衣替えの時期:5月~6月(春)がおすすめ
冬服から夏服への衣替えは、5月のGW(ゴールデンウィーク)頃から始めるのがおすすめ。6月になると、繊維を食べる虫・ヒメマルカツオブシムシの卵が孵化(ふか)し始めることと、梅雨になると湿気によるカビが心配なので、5月中に衣替えを完了するのがベストです。
冬服への衣替えの時期:9月~10月(秋)がおすすめ
夏服から冬服への衣替えは、朝晩の気温差が大きくなる9月下旬にスタートして、10月中に夏服から秋冬物へと徐々に変えていくのがおすすめです。衣替えで夏物を収納する前には、「しまい洗い」で汗染みをしっかりと取り除くことが大切です。
衣替えのタイミングは最高気温を参考にしよう
春の衣替えは5月~6月、秋の衣替えは9月~10月が目安とはいえ、住んでいる地域や天気によって、ベストなタイミングは異なります。衣替えのタイミングに迷うときは、最高気温をチェックするのがおすすめです。
夏服から冬服、冬服から夏服への衣替えを始めるのは、それぞれ最高気温が15〜20度になってきた頃。この時期がいわば衣替えの「移行期間」といえます。カーディガンや薄手のアウターなどで調節しながら、長袖・半袖のバランスを取りましょう。
夏服への衣替え:最高気温が22度以上が目安
最高気温が22度以上になったら、夏服への衣替えの時期です。
冬服への衣替え:最高気温が15度以下が目安
最高気温が15度以下になったら、いよいよ本格的に冬服への衣替えの時期。秋冬用のジャケットやコートなど、アウターの出番です。
スムーズに進む!衣替えのコツ・手順
衣替えのタイミングがわかったら、いよいよ準備を始めましょう。衣替えは、ただ服を入れ替えるだけではなく、自分の服や家族の服を片付ける絶好のチャンスです。服を処分しておきましょう。
また、衣類のシミや虫食いを防ぐために、収納スペースの掃除やしまう服の洗濯も必要です。スムーズに進めるためにも、いつ何をするか、計画を立てて実行するのがおすすめです。
衣替えの手順1:不要な服を処分する
衣替えをスムーズに進めるには、服や衣類の見直しから。まずは今シーズンで処分するものを選り分けます。サイズが合わないもの、もう着ないもの…。数を減らすことで、衣替えの手間を減らします。
衣替えの手順2:クローゼットを掃除する
せっかく「しまい洗い」をしても、クローゼットが汚れていては元も子もありません。クローゼットを掃除しておきます。掃除機をかけ、雑巾で乾拭きをして、防虫剤や除湿剤をセットします。
衣替えの手順3:収納する衣類の「しまい洗い」をする
収納ケースや収納袋にしまう衣類は、衣替えの前に洗濯します。これを「しまい洗い」といいます。汚れていないように見えても、皮脂や細かい汚れが付いているかもしれません。しっかり「しまい洗い」をして、服に残っている皮脂や汚れを落としましょう。
衣替えの手順4:しまう服・使う服をそれぞれ収納する
服の収納術は大きく分けて2通り。引き出しに畳んでしまうか、ハンガーに掛けるか、です。シーズンオフの服は、虫食いを防ぐために、密閉できる収納ケース(収納ボックス)や収納袋に入れましょう。これから着るシーズン服は、使いやすいハンガー収納がベストです。
続いて、これらの手順ごとに衣替えのコツを紹介していきます。
衣替えは服を片付けるチャンス!捨てる服の基準は?
衣替えで服を捨てる基準は以下の3つです。
衣替えで服を捨てる基準1:衣類のサイズが合わない
おしゃれなファッションのポイントはサイズ。サイズが合わない衣類は、残念ですが処分しましょう。「またいつか着られるかも……」という思いが頭に浮かぶかもしれませんが、そのときは新しいファッションにチャレンジ!
衣替えで服を捨てる基準2:衣類の色あせ・シミ・型崩れ
衣類の色あせは、ほとんどが直射日光が原因です。退色した服を元に戻すことは難しいため、色あせが目立つようなら、処分を検討しましょう。
あわせて色あせやシミ、型崩れがないかをチェックします。汗染みや汚れがある場合は、洗剤や漂白剤などで衣類のシミ抜きをします。型崩れは、アイロンなどである程度リカバーできます。ひどいシミや型崩れは、クリーニング店で相談した上で、捨てるか判断しましょう。
衣替えで服を捨てる基準3:今着たい服かどうか
服を捨てるか残すか判断する際、これが一番の悩みどころかもしれませんね。サイズが合わない場合は諦めやすいですが、デザインや好みなどは主観により、お気に入りの服の場合は思い入れや愛着もあるため、着ない服でもなかなか捨てられない場合が多いものです。
ですが、これから着ない衣類をしまっておいても、収納スペースを圧迫して使いづらくなるだけ。思い切って手放しましょう。「着られる服を捨てるのはもったいない」という人は、フリマアプリで売る、寄付するなどの方法もあります。
冬物は虫食い、夏物は汗染みに注意!しまい洗いのポイント
衣替えで収納するシーズンオフの衣類は、汗染みや衣類の虫食いを防ぐために、必ず洗濯しておきましょう。しまい洗いのポイントは皮脂や汚れをしっかり落とすこと。そして、洗剤を衣類に残さないことです。
1.皮脂や汗の汚れをしっかり落とす
服に皮脂や汗、汚れが残っていると、シミや虫食いの原因になることも。汚れが目立つ衣類は、手洗いでしっかり落とします。
冬物のニットやコートをクリーニングに出す人も多いと思いますが、汗や皮脂、ホコリ汚れは水溶性のため、油性の溶剤で洗うドライクリーニングでは落とせません。素材をチェックして、自宅で洗える素材は手洗いも検討しましょう。
2.粉末洗剤の溶け残りに注意する
服に洗剤や漂白剤が残らないよう、十分にすすぎます。特に粉末洗剤を使っている場合は、溶け残りに注意。繊維の一部が白くなっている部分は、洗剤が残っているサイン。指でやさしくもみ洗いをして、残り洗剤をしっかり落とします。
しまうアイテム別の収納方法をチェック!
カットソーの収納方法
カットソーの収納のポイントは、たたむ箇所をできるだけ少なくすること。まず袖を胴体部分とのつなぎ目でたたみ、次に胴体部分(身頃)を半分にたたみます。なるべく、この状態で収納します。
セーターの収納方法
セーターは、くるくると巻いて収納するのがおすすめ。透明な袋に入れてから棚に並べて置くと、色や形がわかりやすく、コーディネートしやすくなります。収納スペースがない場合は、圧縮袋を使うのもいいでしょう。
コートの収納方法
コートはハンガー収納が一般的ですが、クローゼットやタンスの収納スペースが少ない場合は、たたんでから圧縮袋に入れて保管しましょう。コートの素材によって最適な保管方法が異なるため、コートの素材・アイテムの特性を考えて、どちらか決めるのがベストです。
特にダウンコートを圧縮する場合は、素材と圧縮袋の性能表示を確認することが大切。「羽毛(ダウン)比率が80%以上のものに限り圧縮可能」など、復元率が記載されている袋もあるので、注意しましょう。
クリーニングした場合は、収納前にビニール袋を外すのもポイント。クリーニング店でかけるビニール袋は、持ち運び時の汚れを防ぐ一時的なもので通気性がなく、保管中に衣類を傷めることがあります。不織布でできた専用カバーをかけ、クローゼットに収納しましょう。
収納スペースがない人は宅配クリーニングがおすすめ
自宅で手洗いしても落ちないシミや汚れは、クリーニングに出しましょう。でも、大量の衣類をクリーニングに持ち込むのは大変……。そんなときは、宅配クリーニングがおすすめです。
宅配クリーニングとは?
宅配クリーニングとは、文字通り「宅配」+「クリーニング」のサービス。クリーニングに出す服や衣類を自宅まで集荷に来てくれて、クリーニングが終わったら自宅まで届けてくれます。
宅配クリーニングのメリット
宅配クリーニングのメリットは何と言っても、服や衣類をクリーニング店に持っていったり、取りに行く手間がかからないことです。
さらに保管サービスがついているところもあります。クリーニングした後、服や衣類をそのまま預けることができ、必要な時期になれば届けてくれます。
保管サービスをうまく使えば、収納スペースを有効活用できます。かさばるコートや秋冬用スーツなどの衣類の保管に特におすすめです。
「クリーニングは必要ない、収納場所だけ確保したい」という場合は、トランクルームやレンタルボックスの使用を検討しましょう。
衣替えは服の処分・掃除・洗濯・収納と、やるべき作業が多くて大変ですが、ここで紹介した衣替えのコツ・手順を押さえて、スムーズな進行を心掛けましょう。
衣替えで出た不要な服は「古着でワクチン」に寄付しよう
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