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2021年04月18日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
ご近所さんが「バンコン」という車を購入しました。普通のキャンピングカーより、ずっと手軽にアウトドアを楽しめるんですって。気になるので、バンコンについて詳しく調べてみました。
バンコン(バンコンバージョンの略称)は、商用バンや乗用ワゴンタイプなどの市販車をベースに外観はあまりいじらず、主に車内を改造(コンバージョン)した車。一般的な車に比べ、快適な居住空間を実現しているため、アウトドアシーンから普段使いはもちろん、車内泊ができることから、災害時にも対応できるのが魅力です。
バンとは、乗車スペースより、積載スペースが広くとられた車をいい、商用車や貨物車として使われることが多いです。バンコンのベース車として使われる車種は、トヨタハイエースやタウンエース、日産キャラバン、NV200などが定番です。
主流の価格帯は、車体そのものと改造費、オプションを併せて、およそ400万円~600万円台。
一般的にバンコンに付けられるオプションをいくつか紹介します。
キャンピングカーには、バンをベースにしたバンコンの他、トラックをベースにした「キャブコン」、軽自動車をベースにした「軽キャン」があります。
キャブコンは、車体の断熱性が高く、広くて豪華な居住空間が魅力です。一方で、トラックベースなのでバンコンに比べて走行性能や乗り心地は劣ります。また車高が高いため、駐車スペースを選びます。価格は、500万円から1000万円を超えるものもあります。
軽キャンは、駐車スペースを選びませんし、街乗りとの兼用にも便利です。価格帯は100万円~300万円以下と、手に入れやすいのも魅力です。とはいえ、軽自動車ゆえに足元や荷台が狭いため、カスタマイズするには限界があります。
バンコンは、市販車がベースになっているだけに、街乗りにも気兼ねなく使用できる他、駐車にも気を遣わない手軽さが魅力です。価格帯は、ちょうどキャブコンと軽キャンの中間くらいだわね。豊富にそろったオプションパーツもあって、こだわりのオリジナル仕様にできるし、普段使いを犠牲にすることなく、快適な居住空間を得られるのが人気の秘密なんですね。
まずはどんな目的でキャンピングカーを使いたいのかを明確にした上で、トイレやキッチンの有無、居住スペースのレイアウトなど、希望条件を踏まえたオプションパーツ選びが大事。また、子どもを含めたファミリー、夫婦のみ、ペットの有無など、乗車する人数もポイントですね。
ハードルが高いと思っていたキャンピングカーですが、バンコンならデビューできそうな気がしました。
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イラスト:飛田冬子