寒さ対策を万全にしたい1月服装

【1月服装】寒さに負けない!正解コーデは?

公開日:2024.01.01

更新日:2024.01.22

1月は冬本番。そのため、高い防寒力と保温力を重視したファッションに身を包みたいもの。そこで今回は、1月の上旬・中旬・下旬といった各時期別に、おしゃれと寒さ対策を実現できるファッションポイントと着こなし例をご紹介!

寒さ対策を万全にしたい1月は何を着る?
寒さ対策を万全にしたい1月は何を着る?

寒さ本番!1月は何を着ればいい?

1か月を通して寒さが特に厳しく感じるのが1月で、最低気温が0度を下回ることもあります。そのため、高い防寒力と保温力を重視したファッションに身を包みたいもの。ですが、冬コーデもマンネリ気味になってくるのが1月でもありますよね。

東京の2023年1月の上旬、中旬、下旬のそれぞれの最高気温、最低気温は以下の通り。

  • 【1月上旬・平均】最高:11.4℃ 最低:1.7℃
  • 【1月中旬・平均】最高:11.3℃ 最低:3.7℃
  • 【1月下旬・平均】最高:  8.2℃ 最低:0.1℃

そこで今回は、1月の上旬・中旬・下旬といった各時期別に、おしゃれと寒さ対策を実現できるファッションポイントと、着こなし例をご紹介します!

【1月上旬の服装】外出の多い時期はTPOに合わせてコーデを組んで

新たな年が始まる1月上旬。この時期は、帰省や新年会、仕事始めなど、何かと外出する機会が多いので、防寒対策を万全にしたいもの。旅行先では着回しのきくアイテムを選んだり、新年会ではややフォーマルな服装を心掛けるなど、TPOに合わせてコーデを組む必要があります。

WEAR
出典:WEAR

軽くて柔らかい手触り、しかも暖かいウールアンゴラリバーコートを羽織ったコーデ。リバーコートとは、2枚の布を1枚として縫いたてるリバー仕立てが採用されたアイテムのこと。この処理によって裏地の必要がないため、羽織る際に滑りが良く、着崩れを防止する効果があります。

そこに、着回し力の高い黒パンツを投入すれば、帰省や旅行の際のコーデに最適。首元にストールをまとえば、おしゃれ感はもちろん、暖かさも手に入ります。

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ウエスト位置を高めに設定し、裾に向かってややフレアすることで、メリハリのあるシルエットを演出してくれるウールトレンチコート。滑らかな手触りで、毛並みの良いウール混生地を採用しているタイプなら、大人女性にぴったり。裏地もついているので、真冬の寒さもばっちり。

新年会には、発色の良いブルーカラーのタートルネック×ホワイトパンツで、きれいめにスタイリングを仕上げて。ホワイトパンツはピンタック入りなので、縦のラインを強調してくれるのでスタイルアップ効果が期待できる一本です。

【1月中旬の服装】マンネリコーデをきれい色ニットで新鮮に&暖かさもキープ

最高気温が10度を下回る日もあり、寒さが厳しくなってくる1月中旬。長い冬が折り返し地点を迎えるこの時期は、なんとなくコーデがマンネリになりがち。

そこでおすすめなのが、明るいカラーを積極的に取り入れること。明るい色をコーデに投入するだけで気分も上がります。アウターを脱いでもおしゃれさをキープできます。

また、上半身だけでなく、下半身の防寒も意識してみましょう。例えば、裏起毛のボトムスを取り入れるなど、暖かくしてお過ごしください。

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今季トレンドのクロップド丈のきれい色ニットを主役にしたコーデ。鮮やかなオレンジが、ダークカラーでまとめがちな冬コーデに新鮮な空気感を運んできています。

ショート丈なので、バランス良く着こなせます。再生ポリエステルが使用されたサステナブルなアイテムは、意識の高い大人女性にぴったり。パチパチしにくい帯電防止素材は、冬コーデに最適です。

身幅がたっぷりとしたオーバーサイズのショートコートを選べば、INにニットを着用しても余裕があり、ストレスフリーで過ごせますよ。存在感抜群のビッグカラーのタイプなら、さり気なく小顔効果も生み出してくれます。

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はいた瞬間に暖かい、裏起毛生地が使用されたセミワイドリブパンツ。程よいフィット感のあるリブで、すっきりと細見え効果抜群のリラックスパンツです。程よく伸縮性があるタイプなら、動きやすいのでストレスを感じることがなく、快適に過ごせます。

キルティングコートとスニーカーが、肩肘の張らないカジュアルコーデを完成させています。

【1月下旬の服装】寒さ厳しい時期はダウンが正解

外に出るのも億劫になるような、寒さ厳しい1月下旬。地域によっては、気温が0度を下回る日を数日観測することもあります。

お手持ちのアウターの中でもダウンコートやダウンジャケットなど、暖かさを保つことのできるものを選ぶのが正解。INにはニットを着用して、残りの冬を乗り切りたいものです。

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全体的なボリューム感とショート丈、そして長めの袖丈がトレンドライクなダウンジャケット。ぴったり閉めて着ても大人可愛いスタンドカラーなので、マフラー要らずなのがうれしい。

そこに、着こなしのアクセントになる大振りレオパード柄のスカートを投入すれば、コーデに華やかさがプラスされます。ウエスト部分がゴム仕様のものなら、ラクチンなはき心地を実現。

裾までたっぷり施された細めプリーツと、ボリュームの出すぎない程よいフレアシルエットが、スタイリッシュな着こなしを叶えてくれます。

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程よいボリューム感と、丸みのあるシルエットで女性らしく着こなせるダウンジャケット。ショート丈アウターは、ボトムスのシルエットや丈を選ばずに着用できるので、活用頻度が上がります。

こちらは、マイクロタフタ素材が使用されており、サラリとしたマットな質感でホコリが付きにくく、お手入れがラクチンなのが高ポイント。

適度に厚みがある質感のニットスカートは、体のラインを拾いすぎないので、体型が気になる方にもマッチします。Iラインを描いてくれるタイプなら、スタイルアップ効果が狙えますよ。

以上、1月の上旬・中旬・下旬といった各時期別に、おしゃれと寒さ対策を実現できる着こなし例をご紹介しました。これを参考に、ぜひ寒さ厳しい冬もおしゃれを楽しんでくださいね!

遠藤友香

ファッションディレクター。大学卒業後、アシスタントを経てスタイリストとし独立。ブランドショー(CHANEL、GUCCI、PRADA等)等で活動後、「ISTITUTO MARANGONI ミラノ校」FASHION STYLING修士課程修了。現在、新聞、TV、雑誌、WEB等、幅広い場で活躍。

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