2019/08/11 0

ガソリンのレギュラーとハイオクはどう違うの?

ガソリンのレギュラーとハイオクはどう違うの?

 

電車とバスで移動できる大都市でない限り、車は日々の暮らしになくてはならないもの、という人は多いんじゃないでしょうか。ワタシも歩かなくちゃとは思うんだけれど、買い物したり家族の送り迎えを頼まれたり、車が必要な機会ってなかなか減らせません!(半分言い訳)

 

それだけに、常に気になるのはガソリンの値段。ガソリンの値段が上下するたび一喜一憂して、近くに安いガソリンスタンドができたと聞けば、すぐに出掛けて給油。ご近所のスーパーにはなるべく自転車で行くようにして、地球に優しく暮らしております。

 

地球に優しくといえば、ハイオクガソリンは環境にいいとか燃費がいいとか、気になるキャッチフレーズが多いですね。ふだんはレギュラーばかり入れているけれど、環境のことも気になるし、燃費がいいならハイオクのほうが結果的にお得なのかしら…。

 

そこでレギュラーとハイオクの違いについて、ちょっと調べてみました。

 

そもそもガソリンというのは、地下から掘り出した「原油」と呼ばれる石油の素を精製してできた製品です。ガソリンスタンドで一緒に売られている軽油や灯油も、実はすべて「原油」から作られているんです。では、どうして同じ原油から違うものができるかというと、実は「沸点の違い」なんです。

 

原油は製油所の加熱炉でおよそ350℃に加熱され、蒸気になって蒸留塔に送られます。そのときに沸点が低い30〜180℃で抽出されたのがガソリン。沸点が170〜250℃で抽出されたものが灯油に、沸点が最も高い240〜350℃で蒸留されたのが軽油になり、蒸留されずに残ったものが重油やアスファルトになります。

 

ガソリンのつくり方がわかったところで、本題の「レギュラー」と「ハイオク」の違いについて考えてみましょう。それはズバリ、「オクタン価」の違いなんです。オクタン価? オイルマネーだけに「億単位の買い付け価格?」……ではありません。

 

オクタン価というのは、エンジン内で異常爆発を起こす現象「ノッキング」が起こりにくいかどうかを表す数値のことで、数値が高いほどノッキングが起こりにくくなります。エンジンはノッキングが起こらないほど燃焼がよくなるので、オクタン価が高いガソリンほど速くスムーズに走れる、というわけ。

 

JIS規格でガソリンのハイオクはオクタン価96以上、レギュラーは89以上であることが定められています。要するにハイオクというのはレギュラーガソリンよりオクタン価が高い(ハイオクタン)ということなのね!

 

ちなみに、石油を販売している会社はいくつかありますが、レギュラーガソリンはどこのガソリンスタンドで入れても品質は同じなんですって。一方でハイオクガソリンはエンジンに負担をかけない清浄性能や、排ガス成分を減らして環境に優しくするなど、各社が独自性を打ち出してプレミアムガソリンとして販売しています。

 

本来、ハイオクガソリンは専用の高性能エンジンを載せたハイオク仕様車のためにつくられた燃料なので、レギュラーガソリン仕様の車に給油しても性能はほとんど変わらないそう。逆にハイオク仕様車にレギュラーを給油すると、車の性能が生かせなくなるそうなので、くれぐれも間違えないように!(ちなみに2000年頃以降に販売された車ならハイオクとレギュラーが混ざること自体は問題がないそうです)

 

リッター10円ほどの違いなので、ちょっと迷ったこともあったけれど、我が家の車はレギュラーガソリンのままでよさそうね。……え? またガソリンが値上がりした? いやだ、急いで給油に行かなくっちゃ!

 

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参照:ベストカーWeb

   MOBY

   鹿児島県石油商業組合

 

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イラスト:飛田冬子

 


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