BS朝日・ヒロシの「迷宮グルメ 異郷の駅前食堂」
ロシアの味を思い出す
モスクワに思いを馳せて
ロシアとウクライナの戦争が始まって、もうすぐ1年。
モスクワに思いを馳せて
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ロシアへ旅行!!
ロシアは私にとって、とても遠く未知にあふれた国でした。
世界各国、もし海外旅行先を選ぶとしても、モスクワを選択する確率は私の中ではかなり低い選択肢でありました。
ところが、娘夫婦がモスクワ駐在になり、娘の“本当に素敵な国だから、ぜひ来て!!”と言う、言葉に後押しされて意を決して行ってきたのが4年前でした。
モスクワはヨーロッパだった
モスクワ=社会主義国。「暗く硬く、寒さの厳しいモスクワ」という私のイメージに反して、モスクワの街並みは、歴史を感じさせる、まさにヨーロッパの街並みそのものでした。
古い石造りの荘厳な建物、街のあちこちに緑あふれる公園、そして銅像(ロシア人はどうやら銅像がお好きなよう)がここかしこに建てられ、時代は少し遡る錯覚に陥りますが、とても落ち着く街並みでした。
有名な赤の広場も、クレムリンも、そして足を延ばして行ったサンクトペテルブルクも、観光客で賑わっていて、ロシアは普通に皆が観光したい国だったんだ、と改めて思ったものでした。
悲しい現実
それが、突然の悲劇。ロシアの抱えている歴史的事実や、本当の国民の意識を理解することは難しく、今直面している現実は、到底受け入れられるのもではありません。唐突に変わってしまった現実に、ただ驚きと悲しみでいっぱいです。
幸い、娘夫婦は1年半前に帰国をし日本で暮らしていますが、平和で楽しかった暮らしを思い出し、彼らたちも胸を傷め、モスクワの知人たちの様子を案じています。
世界中で行われているウクライナへの支援。日本はあまりに遠い国、そして言葉の壁などで多くを支援することは難しいですが、寄り添う気持ちと平和を祈る気持ちは常に持っていたいと思っています。
懐かしい味
娘がモスクワで私たちに振舞ってくれたのが、“ボルシチ”です。モスクワの料理上手なママンから、じきじきに習ったという本格的な味。
ビーツをたっぷり使って、真っ赤に染まったスープにスメタナ(サワークリーム)をトッピングして頂く心底温まる料理です。

ところが、ロシア料理だと思っていた“ボルシチ”は、実はウクライナ料理だったとは!!
ロシアとウクライナは兄弟と言っているロシア人やウクライナ人のコメントを、今はむなしく見ています。
モスクワもウクライナも、これからますます寒さが厳しくなります。ボルシチを食べて温まるように、両国の人々の本当に温かい日々が戻ることを、願ってやみません。
■もっと知りたい■
森taitai
人生100歳までと考えたら、時間はたっぷりあります。 夫の仕事の関係で、香港、上海に暮らすこと通算8年。中国語と中医学、薬膳茶などにすっかり魅せられ、勉強はまだまだ続いています。知り得た知識からの日々に役立つ情報や、好奇心の赴くままに挑戦する日常を綴ってゆきたいです。
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