酸いも甘いも嚙み分ける春ちゃんの辛口占い

お宮参りと七五三のお祝いをする理由

公開日:2019.10.17

60歳のとき、人に寄り添って生きるために「占いおばさん」になった春ちゃんさん。今回は、子どものためのお祝いのいわれをお伝えします。

慣れない着物で、三歳のお祝い。「ママ~疲れちゃった」
慣れない着物で、三歳のお祝い。「ママ~疲れちゃった」

孫が3歳になりました

孫が3歳になりました。10月というと七五三のお祝いも行われますね。今回は、子どもがすくすくと元気に育つようにと願う、「お宮参り」や「七五三のお祝い」。なぜ、行うのか改めて、解説してみたいと思います。

七五三のいわれは、占いの基本中の基本です。

占い上、自然の流れ、九星の流れに沿って生きるもの。いい時も悪いときも、平等に流れ、それに反抗するから、事が起きるのです。例えば、今年は良い年だからと有頂天になったり、悪いときに限って、無茶したり……。

例)小泉さんは結婚運にあやかり見事結婚しました。

しかし、「口」に注意すべき今年は、多弁、失言となったのです。 ちょっと強気となり独行してしまいましたね。

自然に見守られ、人の思いに支えられて、一年増しに成長するのを見守る。それが七五三のお祝いなのです。

お宮参りとは

地方によって異なりますが、男児三十一日目。女児三十二日目が多く、赤ちゃんを連れて、住む土地を守る、氏神様へ、健康と幸せを祈ります。

七五三のお祝いとは

可愛いぬいぐるみのプレゼントでおめでとう。
可愛いぬいぐるみのプレゼントでおめでとう。

三歳のお祝い
一年目 (一歳) 神の恵みを受けて成長。二年目 (二歳) 先祖の恵みを受けて成長。三年目 (三歳) 人の恵みを受けて成長。

三年目で初めて 、人間の助に見守られて人となるのです。これによって「三ツ子の魂百まで」と伝えられたのです。

五歳のお祝い
*一年目(木)・・・木の恵みを受けて成長。
*二年目(火)・・・火の恵みを受けて成長。
*三年目(土)・・・土の恵みを受けて成長。
*四年目(金)・・・金の恵みを受けて成長。
*五年目(水)・・・水の恵みを受けて成長。
 
「木、火、土、金、水、(五行説)」といい、自然も人間も社会も、恵みを受け、お互い影響を与え合うのです。どれが欠けても、成長はできません。

男の子は袴姿が凛々しく、頼もしくもなり、子どもの成長に、未来を描き、感謝とともに、喜びも一入かと思います。喜びも一層増すことでしょう。

七歳のお祝い
木 火 土 金 水 (自然、人間、社会に守られ支え合う。)

(日)太陽
(月)星  の恵みを受けて七歳となります。

神様、ご先祖様、人、自然、太陽、星、とすべて揃いました。
 
子どもは自然と大きくなったのでなく、自然、人、社会の力で、大きく成長させていただくもの。つまり、七五三とは、感謝のお祝いなのです。だからこそ、新しい洋服とか、高価な着物を用意できなくとも、清潔な姿で、改めて感謝の思いを込めて健康と幸せを祈ることをお願いします。

埼玉県の鴻神社は、子宝の神社

鴻神社は、コウノトリの卵を祀っています。
鴻神社は、コウノトリの卵を祀っています。
子宝神社または宝くじ神社と伝えられています。
子宝神社または宝くじ神社と伝えられています。

私は地元の氏神様に、1日と15日に無事を願い、手を合わせています。地元の鴻神社は、コウノトリが卵を産み、子供を授けてくれると伝えられ、「子宝の神社」とも言われています。

お役目が済んだ卵の奉納
お役目が済んだ卵の奉納

娘も、子どもが出来ず、鴻神社からコウノトリの(卵のお守り)をいただいてから、二週間目にして、子どもを授かったのです。これって、偶然でしょうか?
 
節目のお祝いは、支えてくれた両家のご両親を含め、ささやかな宴を囲み、子供の成長の一環として、アルバムに納めるのも、いい思い出として残ることでしょう。

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春ちゃん

高校卒業後、会社で5年働きました。24歳で結婚し今年48年目を迎え、現在は夫、長男と3人家族で住んでいます。子育てとパートをしながら習った易学で、埼玉の「占いおばさん」として、人に寄り添いながら占い活動をしています。床についてからもできるので、エッセイを書くのが趣味。

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