年齢を重ねて得た財産で旅の楽しさがアップ!
2023.01.242019年07月26日
唐津ひとり旅 その2
お城、焼き物、グルメ、そして漫画…唐津って楽しい!
リアルタイムで手塚治虫を読み東映作品を見て育ち、累計鑑賞本数は1500本以上。「漫画・映画・アニメは私にとって酸素のようなもの」と語るK・やすなさんが溢れる漫画愛をつづります。前回に続き、唐津のひとり旅の様子をお伝えします。
旅先は今日も雨だった♪
前回の唐津旅1回目はこちら!「唐津ゲストハウス少女まんが館Sagaに行ってみた」
雨女です。生まれた日は、気象上晴天率の高い特異日。
なのに、スキーに行っても雨が降ります。
極めつけは娘の結婚式で、強風、大雨のち雪、雷、隣りの県で震度5の地震と天界総出で祝福されてしまいました。
ですから、連れがいるときは申し訳なく思いますが、1人の時は気楽です。むしろ空いているので、常に雨天決行で、雨の日ならではの風情を楽しんでいます。
娘いわく「世間では、それを負け惜しみと言うんだよ(笑)」
もちろん今回も3日間傘が手放せませんでした。写真の出来がいまひとつなのも雨のせいにしておきます。
「ユーリ!!! on ICE」の聖地唐津
唐津駅に到着しました。改札口を出ると、「ユーリ!!! on ICE(ユーリ オン アイス)」のキャラクターがお出迎えです。
「ユーリ!!! on ICE」とは2016年に放映された、男子フィギュアスケートの世界を舞台にしたアニメーション作品。
実在の元選手が本人役で吹き替えに出演したり、登場人物に合わせてプログラムの振り付けや作曲をしているので、アニメファンだけでなく、スケートファンからも注目された作品です。
主人公の勝生勇利の故郷・長谷津市のモデルが唐津市で、市内には特定できる場所がたくさんあります。
前回ご紹介した、唐津ゲストハウス少女まんが館Sagaの宿泊者も、聖地めぐりが目的の方も多く宿帳には、ユーリのイラストがたくさん残されていました。
館長さんも「ユーリたちが歩いた海岸はあの辺でね……」などと教えてくださいます。
二日目に昼食(イカ丼おいしゅうございました)をとった旅館のフロントでは、ずっとアニメを流していました。唐津城の展示室にもパネルがあるし、グッズも販売されています。ファンには堪らない場所ですね。
漫画を読まずに歩いてばかり
今回は、宿で漫画を読むのが目的なので、現地の下調べはほとんどしませんでした。でも旅先では歩き回るタイプなので、結局いろいろ見てしまいました。
唐津は焼き物の街
陶磁器類がお好きな方や、茶道を嗜む方には、焼き物の街で知られる唐津です。
駅入り口の扉の取っ手も唐津焼なのもご当地ならではです。
唐津焼は、駅近くの物産館をはじめ、市内の土産物店や常設の窯元の店やギャラリーなどで手に入ります。
今回のお土産です。食器棚を買い替えた際、食器も少し断捨離したので、大物は目の保養にとどめて、買い物は箸置きやおちょこなどの小物にしました。塵も積もれば……という言葉もありますが(笑)。
左:鯛の豆皿。今年還暦の知人が多いので、気楽なお祝いの品用に数点買って
会った時に配っています。
右:直径7センチ位の盃。
下:ナイフレスト。箸置きはよくありますが、これは珍しい。
幸運にも、焼き物祭りが開催中。遠方の窯元の作品も展示販売されていました。
有田焼のように陶石ではなく陶土で作る唐津焼は、作家ごとの個性がより感じられるように思います。
駅北側の商店街だけでなく、南側の木々の多い住宅地にも窯元が点在します。
なかなか漫画にたどり着きません。食べ物もイカ丼しか書いてないですね。
旅の残りのご報告は次回にて!