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- 59歳からの一人暮らしー突然のめまいに救急車を呼ぶ
50代で遭遇した6人との死別。夫や妹、友人を交通事故やがんといった病で亡くし、大きな悲しみから立ち直っていく経験談。突然めまいに襲われて救急搬送!? など今回は一人暮らしをしていて困ったことについて語ります。
おひとりさま関連の本が多い
家から歩いて数分の所に市営図書館があります。
寝る前の読書が習慣になっている私にはこの図書館があることはとても便利で嬉しいことです。分館なので大きくはないけれどリクエストもできます。
選ぶ本はそのときの自分を表しているのですね。この数年「一人暮らし」「老後について」という本を借りることが多いです。この種類の本が小さな図書館にたくさんあるということはそれだけニーズがあるのでしょう。
ひとりで困ること
ひとりで生活するようになっていつの間にか4年が過ぎ、今のところ困ったことは2つです。
1つ目は自分でできないことが多いこと。
脚立を使っても高い場所に手が届かず危ない思いをしたことがあります。パソコンやスマートフォンの操作も苦手で諦めたり後で家族や知人、お客さまセンターに聞いたりしてきました。解決に時間がかかります。
ただこれらは今後も専門業者やシルバー人材センターなどに頼ることで解決できそうです。
今まで読んできた本にも「上手に人に頼ること」を指摘するものが多かったです。
突然のめまいと吐き気で救急車を呼ぶ
もう1つは体調を崩したときです。
先日外出からの帰り道、めまいがし足元がふらつきました。
何かにつかまっていないと歩けないほどです。とても不安で早く家で休みたく、なんとか帰り着き鍵を開けた途端力が抜けました。
靴を履いたまま玄関に倒れ込みそのまま動けなくなりました。目を開けると近くの下駄箱やドアが前後左右に大きく揺れ、身体を動かそうとすると猛烈な吐き気がし、身体中に力が入らず動くことができません。
一緒に住んでいる人がいないので、このままこの玄関にいても誰も気づいてくれない。誰も助けてくれない。今まで立ちくらみはたびたびあったけれど、こんなにぐるぐると目が回るのは初めてです。
どのくらい時間が経ったのか分からないけれど、持っていたバッグからスマートフォンを出し119番を押しました。
救急車が近づいてくる音が聞こえた時「これで何とかなる」と思いました。玄関の鍵は開いていたのですぐに救急隊員の方たちが入ってきました。
少しでも身体が動くと身体を振り回されているようなめまいと猛烈な吐き気を感じる状態だったので、車に乗るまで、そして走っている間もその振動が苦しかったです。
救急病院までは10分ほどの距離だけれど、着くまでがとても長く感じました。
救急病院でCTとMRIを撮り脳に異常のないことを確認しました。耳が原因だろうとのことでめまい止めと吐き気止めの点滴を5時間ほどして終わりました。改めて耳鼻科で検査し、一過性のものと診断され薬を処方されました。
あの状態では固定電話の場所まで行けません。これからは常にスマートフォンを身近に置いておこうと思います。
なるべくひとりでがんばりたいと思うけれど、救急車を呼んだ日は義理の息子にお世話になりました。娘達の配偶者である2人の義理の息子達のことはいずれお話ししたいです。
高熱が出たとき
インフルエンザや風邪で高熱が出て心細かったことがあります。
冷却ジェルまくらや保冷剤は冷凍庫に入れてあります。
初めてのときは高い熱でも頑張ってふらつきながらお粥を作りました。でも食欲がなく食べることができませんでした。作らなくてもレトルトのお粥でよかったのです。
経験者から「熱が高いときは軽い塩せんべいと水さえあれば大丈夫」と言われ気が楽になりました。
熱が出たら安静にしておくこと。この安静、一人暮らしでは誰も世話をしてくれる人はいないけれど、逆に昼か夜か分からないくらい眠ったり起きたりの生活ができる気楽さもあります。
治りかけの時期は冷凍食品が便利でした。
体調を壊したことから食糧を確保しておくことを心がけるようになりました。
ローリングストック(食品の備蓄)は災害だけでなく忙しいときや病気のときも役に立ちます。
次は食品の備蓄について書かせていただきます。
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