僕は試着ができない
2018.07.212018年08月27日
インナー課長徹がゆく
僕はパソコンが友達
ハルメクで女性用インナーを開発しているインナー課。女性だらけの中、ただ一人在籍する男性……そう、それが徹(とおる)課長。チームを牽引する男性課長と周りの女性メンバーによる商品開発・通販誌編集の日々を、ほぼ100%実話マンガでお届けします。
「ハルメク 健康と暮らし」インナー課の人物紹介
徹(とおる)課長
ある日突然インナー課長に任命されたインナー課唯一の男性。嫌いな言葉は「残在庫」。
住井(すみい)さん
長年女性用インナーを開発してきたプロ中のプロ。その詳しさは徹課長の10000倍。
流石(さすが)さん
通販誌のインナーページ編集リーダーをしながら、セミプロとしてこのマンガを描く。
日和佐(ひわさ)さん
最近インナー課に配属された若葉マーク。それなのにこのマンガのネタ作りを任される。
僕はパソコンが友達
徹課長は、マニアックな分析データを作っています
オフィスにいる間、徹課長はほぼ動きません。正確に言うと「指先以外は」ほぼ動きません。
前回のマンガ「僕は試着ができない」でご紹介した通り、女性陣は商品開発や誌面制作を担当しているのですが、その裏にある膨大な数値はすべて徹課長が操っています。
徹課長のパソコンでは、何がしかの複雑なデータのかけ合わせと計算がされているようですが、正直なところ私たちには、もはや何が行われているのかサッパリ……。
その集中力はすさまじく、席にいるときの体勢は朝から晩までほぼ変わりません。そして会議の時間になるとサッと立ち上がり、サッと完璧な数字の資料が共有されるのです。
「このブラを買った人は、次どの商品を買う可能性が高いのか」「1枚のみ買う人が多い商品と2枚以上買う人が多い商品の違い」などなど……徹課長によるマニアックな分析データをありがたく頂戴し、私たちはそれを商品開発と誌面制作に生かしています。
徹課長が1日向き合っているパソコン上の数字の向こう側には、ハルメクのインナーを買ってくださる未来のお客様の顔が見えているのです。
【※注】女性陣がまったく働いていないように見えますが、演出の都合です。くれぐれも勘違いなさらぬようお願いします。