編集部が厳選!オトナ世代の欲しいが詰まった「5つのアイテム」とは?
2025.01.09
公開日:2025年02月12日
春はもうすぐ!デニムの季節がやってきた
大人の春デニムガイド! 50代モデル青木沙織里の愛用アイテム&コーデ
雑誌やCMでおなじみの50代モデル・青木沙織里さんの連載。今回はデニムで作る大人コーデのご紹介です。
楽ちん&ベーシック! 青木さんの愛用デニム3本
コーディネートに悩んだら、自然と手が伸びる定番アイテムの一つ「デニム」。
リーバイス501、細いシルエットのローライズデニムやスキニーデニム、ダメージデニムなど…。
若い頃は流行に合わせて、さまざまなシルエットのデニムを履いていましたが、年齢を重ねてからは楽ちんでベーシックなものがほとんど。
愛用している定番デニムの中でも最近のお気に入りの3本をご紹介します。
「MUYA」のテーパードデニム
ヘビロテしている「MUYA」のテーパードデニム。
もも部分はゆったり、膝から裾にかけて細くなるシルエットは、履き心地が良くて私たち大人世代の体型にぴったりです。
何が良いって、見た目はきちんと感があるのに実はウエストがゴム仕様!ごわっとしたデニムが苦手な人でも、ゆるパンツ感覚で履ける楽ちんデニムです。
さらっと羽織れるオーバーサイズのシャツコートもMUYAさん。
オーバーサイズの洋服を着るときは、バランスを意識して軽く襟を立てたり袖を捲るなど、着方の工夫をするとこなれ見えします。
白が差し色になる自作のかごバッグで春気分。
「Veritecoeur」のストレートデニム
撮影で履いた「Veritecoeur」のストレートデニム。スタイリストさんが似合うと言ってくれたので、調子に乗って(笑)、思わず買い取りさせてもらいました。
ストレートシルエットは久しぶりで新鮮。柔らかい生地感、程よい厚みとサイズ感で体のラインを拾いません。
寒い日はインナーにレギンスの肌着を入れても余裕です。
くたっとしたナチュラルな風合いがリネンシャツと相性抜群で、シャツ好きとしては、着回ししやすいシルエットがとても便利で重宝しています。
ピンクのシャツともぴったりでした。
ピンクのシャツはボタンの多さがポイントで、そのボタンがアクセントになるので、アクセサリーは控えめにしました。
自作のバケツ型かごバッグを合わせて軽やかに。
「YAECA」の白デニム
緩やかなテーパードシルエットが特徴の「YAECA」の白デニム。
厚手の生地なので透ける心配がなく、季節問わず履いています。
画像は旦那ちゃんのもので、自分用にもジャストサイズを購入したものの、体型の変化でウエストが若干? キツく感じて……、最近は旦那ちゃんのYAECAを拝借しています。
オーバーサイズのアイテムが流行っていることもあり、旦那ちゃんのクローゼットを物色するのはしょっちゅう。このデニムは私が履くとややゆったりめでルーズ過ぎず、ボーイッシュなコーデにしたいときにちょうどいい。
肌寒い日は、カーディガンを重ねたレイヤードスタイルが即戦力になります。ブルーでトーンを合わせて、すっきりとまとめました。
デニムの季節がやってきた!
デニムあるあるだと思いますが、デニムは履きたい季節と履きたくない季節があります。
例年冬の間はなかなか出番がなく、クローゼットの下に追いやられがちですが、春が近づき暖かくなってくるとまた履きたくなってくる……。
そろそろ上段に昇格するタイミングです。
デニムを履かなくなったという声もありますが、流行に左右されない、シンプルでベーシックなデザインなら、 私たち大人世代のスタイルにも取り入れやすいです。
履き心地のいいお気に入りの一本を見つけられたら、一生モノになるかもしれません。
青木沙織里
あおき・さをり。カフェ巡りとあんこが大好き。19歳よりモデルを始め「nonno」などの雑誌、CM等を中心に活動。30代から「いきいき(現・ハルメク)」のモデルに。バッグ製作も行う。趣味はキックボクシング、ピラティス、陶芸など。グレイヘア育成中。インスタグラムは@blue_record365