【海外旅行】パックツアーVS個人手配どちらが合う?
2019.11.232018年07月27日
ゆったり気分を味わえる特別な空間へようこそ
フライト前のお楽しみ、空港ラウンジを使いこなそう
空へと向かう旅人たちのオアシスとなる空港ラウンジ。ゆったりソファでくつろげ、お茶や軽食などを楽しんだりできる特別な空間で、厳然たるヒエラルキーの存在もあります。そんな空港ラウンジのしくみと活用法をご紹介します。
クレカ系と航空会社系の2つに分かれる空港ラウンジ
空港で時間を持て余してしまったとき、何をして過ごしますか? カフェにショッピングにSNS投稿に、とヒマつぶしの方法はいろいろあれど、できればフライトに備えてひと休みしたい、という人も多いのではないでしょうか。そこで重宝するのが、空港に点在するラウンジです。外界から遮断されたラウンジなら、搭乗ロビーで飛行機を待つよりはるかに快適なひとときを楽しめます。といっても、ラウンジはだれもが自由に使えるわけではありません。入室にあたっては、一定の条件を満たす必要があります。
空港ラウンジは、クレジットカード会社が提供するものと、航空会社が運営するものの2種類に大別されますが、比較的低いハードルで利用できるのがクレジットカード系のラウンジ。ゴールドカード以上の会員であれば、国内空港のカードメンバーラウンジはほぼ使えます(カードによっては使えないものも)。家族会員も対象となるので、もしご家族にゴールド本会員がいれば、家族カードを作っておくのも手でしょう。ラウンジのみならず、旅行傷害保険や海外アシスタンスサービスが付帯するなど、持っているだけで旅を充実させてくれる機能が満載だからです。
一方、やや敷居が高いのが、航空会社系のラウンジ。こちらは当日ビジネスクラスやファーストクラスを利用する人、あるいはマイレージの上級会員向けに用意されている専用空間です。条件が厳しいだけあって、クレジットカードラウンジよりも利用者は少なく、かつ提供されるサービスもグレード高め。ファーストクラス専用となれば、設備も食事メニューもよりゴージャスなものとなります。
では、それぞれどんなサービスが用意されているのでしょうか。
ステータスで大きく変わるラウンジサービス
クレジットカードラウンジは、各カード発行会社が協力して運営するラウンジ。メンバーは手持ちのカードブランドにかかわらず、同じラウンジを共有します。提供ラウンジはほぼ国内空港のみ(カードによっては一部海外も)で、その多くが出国手続き前のエリアに立地。羽田および関西空港は、出国手続き後の保安区域にもラウンジが用意されているので、時間を気にせずギリギリまでゆっくりしたい人はこちらを選びましょう。
クレジットカードラウンジでは、無料のソフトドリンクが提供されるほか、ソファやテーブル席で各種の新聞・雑誌などを楽しむことができます。一部、有料で軽食やアルコールなどを用意するラウンジもありますが、基本的には食事やお酒を楽しむというより、出発前にひと息つきたいという人向けの空間です。
対して、航空会社ラウンジでは、ビュッフェスタイルの食事や各種アルコールを無料で提供。ファーストクラスラウンジなら、メニューオーダー形式の本格ダイニングを楽しむこともできます。さらにシャワールームをはじめ、マッサージやスパトリートメントなどのサービスを備えているところもり、旅の途中でも十分にリフレッシュできる環境が整っています。どのラウンジも保安区域内にあるため、時間をたっぷり使えるうえ、離発着する飛行機を間近に楽しめる眺望のよさも魅力。これなら待ち時間などあっという間に過ぎてしまいそうですね
「プライオリティ・パス」で世界1200の空港ラウンジを制する
クレジットカードラウンジは、対象となるクレジットカードと搭乗券を提示して入室します(同伴者は有料)。フライトがビジネスクラス以上の場合は、当日乗る航空会社のラウンジを利用しましょう。ただし、マイレージの上級会員であれば、マイルを貯めている航空会社および同アライアンスのラウンジをいつでも利用することができます。他社便エコノミークラスで旅する日でも、堂々とビジネスクラスラウンジを使えるというわけです。
でも、クレジットカードやマイレージカードでは、使えるラウンジも限られてしまいます。もっといろんなラウンジを楽しみたいという場合は、空港ラウンジ専用メンバーカード「プライオリティ・パス」の利用がおすすめです。年会費は399ドルと値は張りますが、このカードが1枚あれば、世界1200カ所以上のビジネスクラスラウンジをいつでも自由に使えます。「プライオリティ・パス」は、クレジットカードのプラチナ会員以上(一部ゴールドカードでも)の特典として用意されている場合もあるので、該当のカードをお持ちの方はぜひチェックしてみてください。
まとめ
空港ラウンジは、料理やサービス、インテリアにその国や航空会社の個性が表れる空間。空港の中で小さな旅を楽しめる醍醐味もあります。さまざまなラウンジを探検することで、知られざる空港の魅力を発見してみましょう。