終活を50代から始めるべき3つの理由と折り紙動画
2020.08.062019年08月05日
ハルメク編集長・山岡の「仕事も育児も七転び八起き」
家族に迷惑をかけたくない人の「終活」とは
雑誌「ハルメク」の編集長・山岡朝子が、最新号や商品、イベントなど「ハルメク」にまつわる情報をお届けします。「ハルメク」2019年9月号は、終活特集! 終活と聞くと暗い印象を抱きがちですが、実はこれからの人生を幸せに暮らすための一歩なんです。
今や、「終活は元気なうちに」の時代
こんにちは。こちらのコラムをのぞいてくださり、ありがとうございます。
雑誌「ハルメク」の編集長として、最新号の見どころなどをご紹介しています。
「ハルメク」は50代からの女性のための生活実用誌で、書店ではお求めになれません。読んでみたいな! と思っていただいたら、雑誌ハルメクのサイトをご覧くださいね。
さて、「ハルメク」9月号の特集は、「家族に迷惑をかけないために。終活はこれさえすれば大丈夫!」です。
一昔前は、「終活」なんて縁起でもないと言われたものですが、時代は変わりました。今や終活は大人のたしなみ。自分のため、家族のために、元気なうちから少しずつ準備しておくのが、当たり前になりました。
今のうちから終活をやっておくと、いいことがたくさんあります。
保険や口座を整理することによって、老後のお金のモヤモヤがすっきりします。
各種の手続きに必要な書類も、本人が集めて家族に伝えておけば、みんな安心です。
片づけだって、気力・体力があるうちにやっておいたほうがラクですし、今後の生活で家を広く使えます。
終活とは、これからの人生を、自分も周囲もスッキリ幸せに暮らしていくための魔法の杖なのかもしれません。
あなたの死後、家族が陥る大混乱とは
それでは実際の誌面を少しお見せしていきましょう。
まず、最初のパートでは、あなたが天国に引っ越した後、家族が諸手続きで右往左往しなくてすむように、生前にやっておくとよいことを解説します。
これをやっておくとおかないとでは、とにかく家族の手間が大違いなのです。
例えば、あなたが亡くなった直後から、家族はお葬式の準備に追われるわけですが誰を呼べばいいのか、菩提寺はどこか、費用はどうするのか、悲しむ暇もなく問題山積です。
その後の役所の手続きひとつとっても、本人が行けば役所でパパッともらえた書類も、遺された家族が集めるとなると、さあ大変!
相続だって、たとえ数万円の口座だとしても、処理するのに膨大な手間がかかる場合があります。
そんな家族の負担を減らすために、あなたがやっておくべき終活のポイントを丁寧に解説するのがこのページというわけです。
また、つい後回しになりがちな生前整理についても、実際に実践している読者代表の例をもとに、上手に進められるコツを伝授します。
これも「手続き」と同じで、本人がやっておくことで、残された家族の手間や心の負担を減らしてあげる効果があります。
あなたにとって大事ではないもの、捨ててもかまわないものは、あなた自身が処分してあげましょう。家族には見分けがつかず、悩ましいものです。
何よりあなた自身も、いらないものは捨てて、スッキリ暮らしたほうが快適ですものね。
さらに別冊付録として、あっという間に書けてとっても役立つプチエンディングノートもついています。
8月、家族が集まったときに、これからのことを話し合うきっかけにしていただければ幸いです。
インテリア、料理、おしゃれ、健康…9月号には他にも見どころがいっぱい!
「終活」特集以外のコーナーも見ていきましょう。
第2特集は、「北欧60代、70代に学ぶ、シンプルだけど豊かな暮らし」。
日本を飛び出し、世界各地のハルメク世代を訪ねる人気企画。今回の舞台はフィンランドです。病気や別れなどさまざまな出来事に直面しながらも、前向きに、丁寧に暮らす女性たち。湖や森など、現地ならではの美しい写真とともにお届けします。
第3特集は「風呂敷の愉しみ」。
レジ袋有料化の今こそ見直したい、おしゃれでいまどきの風呂敷使いをご紹介します。
さらに、テレビで話題の「きくち体操」も、「ハルメク」なら毎月連載です。
グレイヘアがすてきな美容家、川邉サチコさんの連載が読めるのも「ハルメク」だけ。
眠っている着物を日常着にリフォームする「きものリフォーム」も、毎回大人気です。
他、さっぱりおいしいお酢のおかず、コレステロールの最新常識、ティターシャ・テューダーの庭と暮らし、美輪明宏さんの特別インタビューなど、幅広い情報が目白押しのハルメク9月号、ぜひよろしくお願いいたします。
購読は、雑誌ハルメクのサイトから!