日中のスキンケアはどうすればいい?小じわ、ほうれい線、くすみの簡単対処法
2025.01.28
公開日:2025年03月11日
知らないと損!美容の豆知識#24
若く見られる人は、やっている!寝る前の「追い保湿」の重要性
毎日がんばってスキンケアをしてるけど、イマイチ効果が感じられない…。若く見られるあの人と私の肌のお手入れって、一体何が違うの!?そんな悩めるあなたに、次の日の自分の肌を左右する夜のお手入れ習慣、詳しく解説します!
「今日はお肌の調子があまり良くない…」そんなとき、どうしてる?
「毎日保湿をがんばっているけど乾燥が気になる」、「保湿されてる感じがあまりしない……」
そんなふうに思った経験はないでしょうか?
そういうときってホルモンバランスが影響していたり、その日の気温や湿度が影響していたりするのです。改めて「自分の肌って毎日同じなわけじゃないんだな」と気付かされる瞬間です。
違和感を覚えたら、自分のそのときの肌状態でスキンケアアイテムを変えてみたり、いつもより量をたっぷり塗ってみたり、普段使わないパックを使ってみたりと、さまざまな工夫をするのももちろん大事なのですが、逆に普段から「習慣化しておいた方がいいな」と思うものがあります。
それが、寝る前の「追い保湿」です!
毎日肌にツヤと透明感があり、なんだか若々しくイキイキとしたオーラを感じる!という方は、寝る前に必ずと言っていいほどこの「追い保湿」をしています。さて、本題である「寝る前の追い保湿」についてお話しする前に、まずは質問です。
この記事に興味を持ってくださったみなさんは、おそらく毎日化粧水、乳液の最低限のお手入れは欠かさずしているのでは?と思いますが、
「みなさんは、お風呂から上がってからどれくらい時間を空けてスキンケアをしていますか?」
筆者のおすすめは、
- 第1ステップはお風呂上がりの「速攻保湿」
- 第2ステップはじっくり自分をいたわる「基本保湿」
- 第3ステップは次の日の自分を左右する「追い保湿」
(1)まずはお風呂上がりの速攻保湿をして、(2)その次はみなさんも普段からしているであろう基本保湿を行い、(3)そしてそれを踏まえて最後に寝る前の追い保湿を心掛けることです。
第3ステップまであるの?なんか面倒そう……と感じるかもしれませんが、全く難しいものではありません。一つ一つの工程がシンプルですぐに終わるので、少し慣れれば習慣化できます。そのため若々しい肌を手に入れたい方には、すぐにでも実践していただきたいです!
記事後半では「お風呂上がり、すぐに保湿しなきゃいけないの!?」という謎も含め、この3ステップと寝る前の追い保湿の重要性とやり方についてご紹介します。
基本ステップからの追い保湿で、肌は変わる
1.基本保湿の前の速攻保湿には「化粧水ミスト」がおすすめ!
「保湿の前に、さらに保湿しておかなきゃいけないの!?」と思うかもしれませんが、プレ保湿という形なので念入りに、丁寧にする必要はありません。とにかく肌が乾かないように、お風呂上りや洗顔後はすぐにでも肌に水分を届ける必要があります。
というのも、お風呂上がりから約30分の間に肌は「過乾燥」の状態になります。そのためお風呂から上がって最低でも30分以内には基本保湿までする必要があるのですが、お風呂上がり直後もすでに肌が乾いた状態……。
中には先に髪を乾かしたり、お風呂から上がってとりあえずスマホをいじったりしてしまう、という方もいらっしゃるでしょうし、お子様がいるご家庭は先に子どものお世話から、という方もいるでしょう。
そこで、お風呂上がりすぐに丁寧な保湿ができない方はもちろん、お風呂上がりぐらいはゆっくり過ごしたいという方は「化粧水ミスト」を活用しましょう!
脱衣所にミスト1つを置いておくと便利です。服を着る前に、シューっと肌全体にミストを吹きかけましょう。たった3秒で終わるこの工程、ぜひすぐにでも取り入れてほしいです。
ミストの後は肌には触れず、そのまま放置しましょう。少し時間に余裕ができたら丁寧な基本保湿に入りましょう。
寝る前の追い保湿も大事ですが、その前のステップが疎かになっていてはムダになってしまうので、こちらも重要なポイントだと覚えておきましょう!
2.寝る前の追い保湿はベタつきが少なく使い心地を重視するべし
お風呂上がりだけでなく寝ている間にも肌は乾燥します。基本保湿がしっかりできていても、それでは足りず朝起きると肌がカサカサしていて、メイク乗りも悪く感じることがあります。
また、物足りない状態が何日も続くとさらに乾燥ダメージによる赤みやハリ弾力の低下に繋がります。
40代〜50代の方は特に水分と油分ともに少ない状態である方が多く、若い頃と同じようなお手入れを続けていてはさらに肌の老化は促進されます。
ちょっとやりすぎかな?と思うぐらい丁寧にしっかり保湿をし、朝起きても「あれ?なんだか肌が潤ってるように感じる!」と思えるぐらいまでしっかり水分と油分を届けましょう。そのために寝る前の「追い保湿」が重要なのです。
寝る前の追い保湿には、「クリーム」の使用がおすすめです。水分は基本保湿の段階でしっかり肌の角層に届け、寝る前には、さらに水分が逃げないようしっかりブロックするつもりでクリームで肌表面を保護します。
「ナイトパック」と呼ばれる寝る前専用のアイテムもありますが、こちらは肌表面にとどまりやすく翌朝までしっとり感を感じるものであることが多い反面、アイテムによっては「ベタつきを感じて布団にまとわりつくのが違和感」と、だんだんと使わなくなってしまうということもあります。
保湿力の高さも重要ですが、リラックスした状態で眠りにつくのを最優先に考えると、ベタつきの少ない使い心地のいいクリームがおすすめです。
3.寝る前の追い保湿は「肌」だけじゃない!他のパーツも忘れずに
肌ばかりにとらわれがちですが、「唇」や「目まわり」の追い保湿も忘れずに!
まずは「唇」。唇は角層が薄く、皮脂腺や汗腺もないパーツなのでとても荒れやすいので注意が必要です。基本保湿の段階で口の中に入らないよう唇を避けて保湿する方もいらっしゃるのですが、口の中にダイレクトに入らなければOKなので、乳液で唇も一緒に基本保湿はしましょう。その上で、寝る前には透明タイプのリップクリームを。さらに唇の乾燥が気になる方は、チューブタイプのセラムタイプがおすすめです。
そして「目まわり」。皮膚が薄くデリケート、かつ年齢が出やすい目まわりはアイクリームなどで「しっかり追い保湿」がおすすめです。ただ、アイクリームまでなじませるのは面倒だわ、と感じる方は、クリームでの追い保湿の段階で目まわりだけ重ね塗り、でもOKです。
また、年齢を重ねるとまつ毛の少なさが気になる方も増えてくるようです。毎日のメイクを楽しむためにも寝る前にまつ毛美容液での追い保湿もぜひ試してみてください。こちらは寝る前の追い保湿が習慣化されてから、余裕があれば取り入れてくださいね。
筆者がこの記事で紹介したコスメは
- ドクタージー ブラックスネイルコラーゲントゥーミストセラム
- トリデン ソリッドイン リップエッセンス
- d プログラム バイタライジングクリーム
です。
基本保湿だけでなく追い保湿でしっかり肌を保護することで、若々しいツヤやハリのある肌を保つことができます。
ただいろいろなアイテムを取り入れるだけでなく、もっとシンプルに1つのアイテムをプラスで取り入れるだけで肌が変わることがありますので、まずは寝る前のクリームでのシンプル追い保湿を試してみてください!
写真・文:SAKI(メイク講師・美容ライター)