簡単!マスカラだけで垢抜けデカ目になる方法
2024.07.24
公開日:2025年01月23日
知らないと損!美容の豆知識#19
まつ毛パーマorマツエクorマスカラ…50代、ぶっちゃけどれがいい?
目まわりの皮膚のトラブルだけでなく、まつ毛の悩みを抱える方も多い50代。50代もマツエクして大丈夫?ぶっちゃけマツエク、まつ毛パーマ、マスカラ、どれを選べばいいの? と悩んでいる方に向け、それぞれのメリットやデメリットを伝授します!
50代のまつ毛、どうするのが正解?

目まわりの小じわ、ハリのなさ、くすみ、目の下のたるみなど、何かと目まわりのトラブルに悩まされる50代。さらに皮膚だけでなく、まつ毛の悩みを抱える方も多いようです。
まつ毛の少なさやハリのなさ、すぐにまつ毛が下がってしまうなど、まつ毛にもいろいろな悩みやトラブルが現れます。
そんなとき、マツエク、まつ毛パーマ、マスカラ、どれを選べば理想の目元に仕上がるのでしょうか。
まつ毛の悩みは人それぞれなので、50代は絶対コレがいい!と1つに絞ることはできませんが、ご自身の悩みに合わせてどれがいいのか選べるようになると、より美しく目元の印象は変わります。
マツエク、まつ毛パーマ、マスカラ…選ぶべきポイントって?
マツエク、まつ毛パーマ、マスカラ、それぞれどんなタイプの方におすすめなのか。メイク講師もしている筆者が教えます。
■まつ毛の少なさが気になる方は「マツエク」。ただしお手入れの手間はかけるべし!
マツエクはまつ毛の本数や長さ、ボリューム感、カールアップなどまつ毛の悩みのほぼすべてを解決してくれます。ある程度まつ毛の本数が揃っている方は、50代でもマツエクをしても差し支えありません。ただし、その分まつ毛への負担は大。日々のお手入れがとても重要になります。
例えばクレンジングを適当に済ませていると、マツエクを付けた根元部分にファンデーションやアイシャドウ、アイライナーなどが溜まりダメージの原因に。マツエクが付けられなくなるほどまつ毛も抜けたり切れたりしてしまうので、お手入れには手間をかける必要があります。
また、本数など欲張らずに上品さを意識したオーダーが必要になります。
■デカ目効果を狙うなら「まつ毛パーマ」。手軽なお手入れで長持ち
パーマ剤の負担はありますが、日々のお手入れの手軽さNo.1は「まつ毛パーマ」です。
月に1度のペースでかけることで、常にカールアップしたまつ毛を手に入れることができます。元々まつ毛が下がっている方、ビューラーであげてもすぐに下がってしまう方はまつ毛パーマがいいでしょう。
■お金とまつ毛に負担をかけたくないなら「マスカラ」。メイク時間は長くなるかも?
マツエクやまつ毛パーマは、どちらにしてもまつ毛に負担がかかりやすいものです。まつ毛を傷ませたくない方は、やはりビューラーとマスカラを使ってメイクを楽しむのがおすすめです。
マスカラ派さんが気を付けるべきは「ビューラーのゴム」。まつ毛を挟む部分にあるゴムは、毎日使っていると劣化します。ゴムに切れ目が入ってしまうと、まつ毛が折れたり切れたりする原因に。ビューラーの替えゴムは常にストックしておきましょう。
これでビューラーの負担は解決できます。
記事後半では、マツエクとまつ毛パーマに絞って、より詳しくそれぞれのメリットやデメリット、お手入れ方法を紹介!さらに筆者が思う「50代はズバリ、コレがおすすめ!」を、最後にご紹介します!
マツエク・まつ毛パーマのメリットやお手入れ方法をズバリ解説
1.理想の目元に近づけるマツエクは、ボリューム感より上品を意識して
まつ毛の少なさやハリのなさに悩んでいる方は、マツエクがおすすめです。ただし、10代や20代の方とはオーダー方法を変える必要があります。
若い頃はまぶたにハリがあり、濃いメイクも似合うので本数が多ければ多いほどボリュームも出ますし、違和感もありません。ですが、50代の大人世代が多ければ多い方がいい!と本数にこだわると、明らかに浮いてしまいます。
そのため本数は少なめ、長さは短め。自まつ毛から浮かないナチュラルなデザインを心がけましょう。信頼できるアイリストさんにしっかりカウンセリングをしてもらうことが大切です。
自然な仕上がりにすることで、目ヂカラがプラスされるだけでなく若々しさもアップしますよ。
2.マツエク派さんは、ホームケアで印象が大きく変わる!
マツエクをやってみたい!という方は、日々の自宅でのお手入れも重要になってきます。ここを面倒だと思ってしまう方は、正直マツエクは向いていません。
ただし、手間はかかりますが難しいお手入れはありません。
例えばクレンジング。前半の記事にも記述した通り、適当に済ませるとマツエクの持ち悪くなりますし、自まつ毛の切れ毛やダメージにつながります。
まず、マツエクには基本オイルクレンジングはNGであることが多いので、マツエク専用のクレンジング剤を見つけましょう。そして、全顔クレンジングを行う前に、綿棒を使ってまつ毛の根元に付着したメイク汚れを細かく落としましょう。
マツエクをしていると、「触れるのが怖い、取れそう」と思ってしまい汚れが残ってしまいがちですが、かえって持ちを悪くします。また、洗顔やクレンジング時に強く擦らないことも重要です。
それ以外のお手入れでは、マツエクは乾燥に弱いので、「育毛」ではなく「保湿」に特化したまつ毛美容液を毎日塗ること。マツエクを保護する目的で、日中はマスカラではなく「コーティング剤」を使用するのがおすすめです。
これで50代の方も、若い世代に負けない印象的な目もとを演出することができます!
3.下がりまつ毛さん向けまつ毛パーマは毎日の地道な美容液ケアが重要
まつ毛は多くはないけどある程度生え揃っている、だけどまつ毛がとにかく下がりやすい!という方や、毎日ビューラーするのが面倒……と感じる方は、まつ毛パーマはおすすめです。ちなみに筆者はまつ毛パーマ歴12年です。
まつ毛パーマの頻度は月に1度が平均です。パーマ剤のダメージはあるものの、お手入れは手軽ですし、メイク時もマツエクほど気を使わなくていいので気軽にトライしやすいかと思います。
まつ毛パーマをした直後は濡らさないことが重要ですが、基本クレンジング剤は何を使ってもいいですし、ゴシゴシ擦らなければウォータープルーフの落ちにくいマスカラを使っても差し支えありません。
乾燥によるまつ毛のダメージが大きくなるため、朝晩のまつ毛美容液は必須です。
ただし育毛系のまつ毛美容液は、伸びる速度によりますが、すぐにまつ毛パーマが取れてしまったり、毛周期が乱れ短いまつ毛と長いまつ毛が揃ってしまうと、パーマが落ちるタイミングがバラバラになるので毛流れも乱れてしまいます。
手頃なお値段で購入できる「保湿」に特化したまつ毛美容液を根元からしっかり塗りましょう。これだけでパーマの持ちが変わってきます。あとは、長さ、ボリュームなどなりたいイメージに合わせてマスカラを選ぶといいでしょう。
50代さんは、ズバリこれがおすすめ!

筆者個人の意見ですが、50代の方におすすめなのはズバリ「まつ毛パーマ」です。
マツエクよりダメージが少なくお手入れも比較的簡単ですし、マスカラの種類を変えればナチュラルな仕上がりも、ボリューム感のある仕上がりも自由自在です。
常にボリューム感のあるまつ毛を演出したい!かつしっかり日々のお手入れをこなせる方はマツエクがいいかと思いますが、今はさまざまなトレンドメイクが出揃っているので、どんなメイクにも対応できるまつ毛パーマがおすすめです。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
写真・文:SAKI(メイク講師・美容ライター)