ターンオーバーとは?肌周期を整えて乱れを無くす方法
2023.10.182018年08月20日
今気になる、ビューティーアイテムをチェック
加齢の「ニオイ」はバスタイムで乗り切りましょう!
今気になる、50代以上の女性にぴったりの美容アイテムを、同年代の美容ライター・中尾慧里さんがご紹介します。今回は、加齢にともなって気になってくるボディの「ニオイ」をケアするアイテムをレポートします。
ふとした瞬間に加齢臭がモワッ。これ、他人様も気づいている⁉
抗老化生活を日々模索している中尾慧里です。今年は毎日驚くほど暑いですね~!!
じめじめしていたり、汗ばむ季節になってくると、なんとなく自分のカラダからニオイが発生しているような気になりませんか? そう。俗に言う「加齢臭」です。
そもそも「加齢臭」とは何でしょうか?
1999年、資生堂の研究所が、中高年に特有の「脂臭くて、青臭いニオイ」の原因物質“ノネナール”を発見。加齢に伴って発生することから「加齢臭」と名づけられました。なぜノネナールが発生するかというと、中高年になると増えてくる脂肪酸や活性酸素によって酸化された過酸化脂質の増加が原因とされています。若い人の皮脂には、この脂肪酸がほとんどないので「加齢臭」と呼ばれてしまうんですね……。
しかも、個人差は多少あるにしても、男女問わず40歳を過ぎたあたりからノネナールは増えてくると言います。よく主人に「クサイ!」と文句を言っている私ですが、もしかしたら私もかなりクサイのかもしれない~(汗)。汗や皮脂量がぐっと増えてくる暑い時期は要注意ですね!
人混みで「クサイ」と不快な思いをさせないために!
一般的に、皮脂の分泌量の多い頭部がニオイやすいとのこと。確かに、夫の枕は死にそうなニオイがしますが、自分が脱いだ帽子もけっこうくさいです。それに、夏の夕方、ワキあたりのニオイも気になってきます。ワキもやはり加齢臭発生部位のひとつですし、なかなか気づきにくいけれど、首の後ろや背中、耳まわりなども危険ゾーンだそうです。ぎゅうぎゅうの電車やバスで、知らない間に不快な思いをさせているかもしれない、と思うと気が気じゃないですよね。加齢に伴う現象ですから仕方ないといえばそうなんですが、やはり自分のためにも加齢臭はなんとかしたい!
加齢臭対策としては、基本的なことは、清潔にする、外出先でもこまめに皮脂ケアをする、食事、ライフスタイルに気をつけるといったことでしょうか。
清潔にするためには、朝晩のシャワーや入浴で頭皮やボディの余分な皮脂、汗を洗い流すこと。加齢臭対策の洗浄アイテムがいろいろ登場しているので活用しましょう。
加齢臭を回避する商品情報
ロート製薬
年齢を重ねると「若い頃の甘い香り」が減ることを発見。体臭・汗臭・加齢臭までもスッキリ洗い流します。若い頃の甘い香りを含む、スイートフローラルの香りのボディソープで、心地よい香りに包まれます。
デオコ 薬用ボディクレンズ<医薬部外品> 350ml 1000円(税抜・オープン価格/ロート製薬株式会社 お客さま安心サポートデスク 東京03-5442-6020 大阪06-6758-1230)
持田ヘルスケア
持田ヘルスケア コラージュフルフル スカルプシャンプー(マリンシトラスの香り) 〈医薬部外品〉360mL 2700円(税抜/持田ヘルスケア株式会社 0120-01-5050)
抗カビ成分がフケ・かゆみを防ぎ、頭皮のニオイをブロック。10種類もの植物エキスとアミノ酸系洗浄成分で頭皮も髪もしっとり。リンスなしでもきしみません。
外出先の皮脂ケアは、保湿重視で。潤いに満ちていれば余分な皮脂は出ません。頭皮の皮脂や汗が気になるなら、ミスト化粧水をコットンに含ませてふき取るのも◎。また、資生堂が考案した、不快なニオイを目立たなくする「ハーモナージュ効果」を応用したアイテムは肌を快適に保ちます。
資生堂
資生堂 エージーデオ24 プレミアム デオドラントスプレー〈医薬部外品〉無香料 180g オープン価格(資生堂お客さま窓口 0120-81-4710)
ハーモナージュ香料配合で気になるニオイに対応。汗・皮脂吸着パウダーでさらさら肌をキープします。
食生活では、皮脂分泌を促す動物性脂肪を控えること。アルコールもほどほどに。また、脂肪酸を酸化させてしまう活性酸素も大敵なので、抗酸化作用のある食材を選んだり、サプリメントなどで補うのも手。喫煙やストレス過多も活性酸素を発生させると言われてい
るので注意しましょう。
ニオイゼロ!というわけにはいかないでしょうが、更年期のエチケットとして、ニオイ対策を始めてみては?
※すべて税抜き価格