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2021年03月11日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
おやつにパンを食べていたダンナさん、「アレがないな、どこだ?」と何か探しています。何のことかと思ったら、パンの袋を留めるプラスチック製の四角いアレでした。そういえば、アレの名称がわかりません。気になって仕方ないので、早速調べてみました!
パンの袋の留め具としておなじみのあの物は、「バッグクロージャー」というそうです。1952年、アメリカで包装機械事業を営んでいたフロイド・パクストン氏が、「リンゴを袋詰めした後に、袋の口を簡単に閉じる方法はないか?」という依頼を受けて考案したのが始まりだそう。
その後、フロイド・パクストン氏は1954年に「クイック・ロック・コーポレーション」という会社を設立。バッグクロージャーは、多くのリンゴ生産事業者に受け入れられたといいます。
日本でバッグクロージャーを製造・販売しているのは、埼玉県にある「クイック・ロック・ジャパン」という会社。なんと年間約30億個も製造しているんですって! ほとんどが食パン向けの用途で、食パンの売れ行きには大きな変動がないため、製造量は安定しているといいます。
バッグクロージャーには、さまざまなラインナップがありますが、立体商標を取得しているのは、「J-NRP」(私たちがよく目にするアレです!)。色は7色、穴の形状はハート型やリンゴのように見えるものなど、9種類もあるのだそう。また、商品ラベルが一体化したものは、「ラベルクロージャー」というそうです。
不要になったバッグクロージャーは、アイデア次第で便利にリユースできます。
身近なのに、何十年も名前を知らなかった「アレ」の名前がわかって、とてもすっきりしました!
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イラスト:飛田冬子