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素朴な疑問手話を勉強したい、始めたい人におすすめの方法は?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
最近、テレビの会見などで手話通訳の人を見る機会が増えたように思います。手話通訳の方を見るたびにワタシも理解できたらいいなと思うのですが、きっかけがなくてそのままです。
手話ってどうやって勉強したらいいのでしょうか? 調べてみようと思います!
手話には「日本手話」と「日本語対応手話」がある
現在、日本で使用されている手話は「日本手話」と「日本語対応手話」の2種類があります。
「日本手話」は、ろう者同士のコミュニケーションに使われることが多く、日本語の文法とは異なる独自の文法体系を持ちます。4000~5000語の語句を使いながら、手指の動きや目線、顔の表情なども用いて複雑な内容を表現します。
「日本語対応手話」は、日本語の単語に手話の単語を当てはめたもの。日本語の文章の順番通りに手話の語句を並べて表現することから、中途失聴者や健聴者が学びやすいといわれています。近年では、若い世代の聴覚障害者を中心に日本語対応手話が普及しており、手話サークルなどで勉強する手話は、この日本語対応手話がほとんどです。
他に、日本語の50音を指の動きで表現する「指文字」という方法も補助的に使われています。新しい単語などで手話での表現が決まっていない場合などに、1音ずつ組み合わせて伝える方法です。
手話の勉強の仕方
手話を学ぶ方法は以下のようなものがあります。
本やテレビ講座で学ぶ
イラストや写真、付属のDVDを見ながら学べる、初心者向けの本が多数出版されています。手話がどんなものなのかを知りたい、基礎を勉強したいという人向けです。NHK Eテレの週1回のテレビの手話講座は、初心者にも親しみやすい内容です。
本やテレビ講座で勉強する場合でも、一緒に学べる手話仲間をつくり、実際に手話を使える機会を持つのがおすすめの方法です。
手話サークルで学ぶ
市町村など、地域の人々が集まる手話サークルで学ぶのも一つの方法です。学びたい気持ちがあれば気軽に参加できることや仲間と一緒に勉強できるのが利点です。市町村の広報紙や公民館などに置かれているチラシやポスターなどで探してみてください。
手話講習会で学ぶ
市町村が主催することが多い手話講習会。開催時期が不定期であったり、定員が決まっていたりすることが多いため、学びたいときにすぐ始めることはできませんが、しっかり勉強したい人におすすめです。居住する市町村のホームページや障害福祉課などへの問い合わせで情報が得られます。
専門学校や養成学校で学ぶ
福祉教育を学べる専門学校や、福祉に関係した学科のある短大、大学などでも手話を学べます。専門職として「手話通訳士」を目指したい場合は、手話通訳士を養成する学校で勉強する方法もあります。
手話の勉強法についていろいろなことがわかりました。最近では、手話を勉強できるアプリもあるそうなので、興味を持ったら、アプリから始めてみてもいいかもしれませんね。
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参照:ハジメノ
イラスト:飛田冬子
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