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2020年08月09日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
蒸し暑い日が続くと食べたくなる冷やし中華。店頭に張り出される「冷やし中華はじめました」の文字を見ると、夏が近づいてきたなあと思います。
今回は、さっぱりとしたタレの酸味がたまらない冷やし中華について調べてみようと思います。
最近は、コンビニやスーパーでも気軽に買えるようになった冷やし中華ですが、発祥は仙台だといわれています。
今のようなエアコンもない昭和の中頃のこと。出来たての熱々を提供する中華料理店では、夏になると客足が落ちるのが悩みの種でした。
そこで、仙台市にある「龍亭」という中華料理店のオーナーが、夏でも食べたくなる麺料理を考案したのです。1937年に誕生したといわれる、冷やした中華麺の上に野菜をのせて、お酢入りのタレをかけた「涼拌(りゃんばん)麺」が、後に冷やし中華として広まったようです。涼は「冷たい」、 拌は「和え物」という意味です。
この「涼拌麺」は、ゆでたキャベツ、塩もみしたキュウリ、ニンジンをあえたものを、チャーシュー、メンマ、ゆで卵とともに麺の上にのせたものだったそう。
今の冷やし中華とは、ちょっと違っていたのですね! ちなみに、具が細切りになったのは戦後になってからのことだそう。
一般的に冷やし中華は、何月頃から食べ始められるものなのでしょうか? 東洋水産と気象予報会社のウェザーマップが気象データなどを基に決めた「マルちゃん冷し中華予報」では、「1日の最高気温が7日平均で20℃を超えてくるタイミング」が食べ始めどきとされています。
この条件を基にした「冷し中華前線」によると、沖縄では3月中旬すぎが食べ始めどき、九州南部は4月上旬、九州北部や関西、関東は4月下旬、北海道では6月上旬がベストな時期となるようです。
南から北に向かっていくなんて、桜前線みたいね! ちなみに、スーパーでは2月くらいから冷やし中華が店頭に並び始め、本格的に販売されるのは4月下旬からなのだそう。まだ肌寒い時期から販売されているんですね!
ちなみに、コンビニ各社では、麺の喉越しやもちもち感、チャーシューの味、食べやすい容器など、かなりこだわった冷やし中華を販売しています。今年のコンビニ各社の冷やし中華もチェックしなくっちゃ!
冷やし中華について、いろいろとわかりました。もう、頭は冷やし中華でいっぱいなので、今日の晩ごはんは冷やし中華にします。しょうゆダレにしようかな、ゴマダレにしようかな♪
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参照:朝日新聞デジタル
イラスト:飛田冬子