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素朴な疑問水虫の予防法とは?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
最近テレビの情報番組で「女性の水虫が増えている」という話題を取り上げていました。水虫は「おじさんの病気」というイメージだったけれど、働く女性が増えて一日中靴を履いてた結果、女性の間でも水虫が増えているといいます。
足の悩みに関するアンケート調査によると、女性の3人に1人が水虫の症状に悩まされているんですって! 自分には関係ないと思っていたけれど、突然心配になってきたわ……。水虫ってどうしてできるのかしら。早速調べてみることにしました!
水虫とは
水虫は「白癬菌(はくせんきん)」というカビの一種が、皮膚の表面にある角質層に入り込んで感染することで起きる病気です。全身のどこにでも発症しますが、特に手や足に症状が出ることが多く、一般的には手足の症状を指すことが多いようです。
水虫とひと口にいっても、症状が出た部位によって種類や症状が違います。例えば、最も水虫が出やすい足は「足白癬(あしはくせん)」というそうですが、他にも爪が白く濁る「爪水虫」や、全身に赤いブツブツができる「ぜにたむし」、頭の毛穴が赤く腫れ上がる「しらくも」などがあるとか。水虫が頭にできるなんて、初耳だわ!
水虫がうつる原因
水虫は、水虫にかかった人の皮膚から剥がれ落ちた角質を、はだしで踏んだり手で触れたりすることで感染します。ただし、菌が付着して24時間以内なら洗い流せば感染しないんだとか。それ以降になると、傷ついた角質から菌が入り込み、繁殖していきます。
※傷口などがあると、12時間で感染するというデータもあります。
例えば、銭湯の公共浴場や、家の足拭きマットには白癬菌が付いている可能性が高いそう。また白癬菌は高温多湿な環境が大好きなので、菌が付いた靴や靴下を履いていると菌が増殖し、家の中をはだしで歩いているうちに家族にも感染してしまうそうです(怖い!)。
いやーな水虫に悩まされないように、予防法をチェックしておきましょう。
水虫の予防法
- 体を清潔にする
水虫予防の基本は、とにかく体を清潔に保つこと。白癬菌は付着して24時間以内に洗い流せば感染リスクを防げるので、特に足は指の間までせっけんで丁寧に洗って、タオルで水分をしっかり拭き取りましょう。
- 靴や靴下の湿気を避ける
高温多湿の環境をつくらないよう、靴はできるだけ毎日同じものを履かず、可能な限り靴を小まめに洗って干しましょう。サンダルやミュールなどのはだしで履く靴は、通気性がいい半面、汗がたまって不衛生になりがち。脱いだら乾燥させるように気を付けてください。職場ではスリッパに履き替えるなど、足が蒸れないように工夫するのも有効。靴下は吸湿性の高い木綿や麻がおすすめです。
- 感染を防ぐ
同居する家族がいる人は、スリッパやマットなどの共用はできるだけ控えること。たくさんの人が出入りする場所ではだしになった後は、帰宅後すぐに手足をせっけんで洗って、白癬菌を家の中に持ち込まないようにしましょう。
一度かかると治りにくいといわれる水虫。ひどくなる前に、しっかり予防したいものですね。
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参照:皮膚科Q&A
イラスト:飛田冬子
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