公開日:2020/05/03

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素朴な疑問

鯉(こい)のぼりの由来と意味とは?

 

鯉(こい)のぼりの由来と意味とは?

 

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

近所で鯉(こい)のぼりを見かけて、息子の小さい頃を思い出しました(かわいかったわ~)。悠々と空を泳ぐこいのぼりは素敵だけど、一体誰が最初に思い付いたのかしら? 鯉のぼりの由来と、どんな意味が込められているのか気になったので調べてみました! 

 

鯉のぼりの由来と意味

 

鯉のぼりの由来は、武家の「旗指物(はたさしもの)」と呼ばれる旗だそう。旗指物とは、戦国ドラマなどで武士が掲げている、家紋の入った大きな旗です。室町時代の武家は端午の節句に、虫干しも兼ねて旗指物を飾る風習がありました。もともと端午の節句は、平安時代に中国から日本に伝わった行事です。

 

武家が旗指物を飾る風習を、やがて庶民がまねし始めました。これを「武者のぼり」といい、旗には家紋でなく金太郎や武者絵などが描かれていたそうです。「子どもに元気に育ってほしい」という願いが込められていたみたい。

 

江戸時代の中期になると、武者のぼりに描かれた鯉の滝登りの図柄から、「鯉の招き(のぼりのさおの先に付けた細長い小旗)」という紙製の小旗が作られました。やがて小旗が立体になり、布製になり、明治時代以降に、今の鯉のぼりの形になったそうです。ちなみに、鯉の滝登りは、立身出世の象徴とされています。

 

鯉のぼりの色は決まっている(3色の意味)

 

鯉のぼりは、青、赤、黄、白、黒5色の吹き流しと、黒、赤、青3色の鯉という組み合わせが一般的です。吹き流しの5色は、中国の「陰陽五行説」で、木、火、土、金、水という万物を表し、邪気をはらって子どもを守ってくれるのだそう。鯉の色は、黒以外は決まっていないのだとか。そもそも、江戸時代の鯉のぼりは黒い真鯉しかいなかったんですって。

 

現代では一般的な3色の鯉に五行説を当てはめると、お父さん鯉と呼ばれる黒い真鯉は、「水、北、冬、信、耳、玄武」を意味します。お母さん鯉の赤い緋鯉は、「火、南、夏、仁、舌、朱雀」、子どもの青い鯉は、「木、東、春、礼、目、青龍」です。それぞれの意味は書ききれませんが、例えば水は命の源、火は知恵、木は成長などのように解釈ができます。

 

女の子も鯉のぼりを飾っていいの?

 

ところで、女の子も鯉のぼりを飾ってもいいのかしら? 内閣府によるこどもの日の定義は、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福を図るとともに、母に感謝する」とされています。特に男女の区別は明記されていません。

 

また、中国から端午の節句が伝わる前の日本には、5月1日~5日に「女児節(じょじせつ)」という女の子のお祝いがあったそう。女児節のルーツは、田植えの時期に行われた「五月忌(さつきい)み」や「忌(い)みごもり」という行事でした。

 

当時の田植えは神聖なものとされ、「早乙女(さおとめ)」と呼ばれる女性たちが行っていました。早乙女とは、田植えの前夜に小屋にこもって不浄を避け、穢れ(けがれ)をはらった農家の女性たちのことです。

 

鯉のぼりって、いろいろな歴史が絡み合っているのね……。でも、いつの時代も、子どもの幸せを願う親心は変わらないということね! そんな結論に達したワタシでした。

 

 

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参照:いい日本再発見

   内閣府

   exciteニュース

   MYLOHAS

   ギフトマナー辞典

   LIFULL HOME'S PRESS

   真多呂人形のコラム
 

 

今日は柏餅を買って帰ろう! 
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イラスト:飛田冬子

 


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