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2020年01月26日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
友人がつまずいた拍子に足首を骨折したというので、お見舞いに行って来ました。お医者さんに「骨粗鬆症(骨粗しょう症)」と診断されたそうで、普段は元気な友人もさすがに落ち込んでいました。
友人に「そろそろあなたも人ごとじゃないわよ~」なんて言われてしまったワタシ。そういえば、自分の骨について考えたことなんてなかったわ……。ちょっと不安になったので、骨粗鬆症について調べてみました!
骨粗しょう症とは、骨がもろくなり、骨折しやすい状態になることをいいます。骨粗鬆症を予防するためには、カルシウムを多く含む食品・食事を取ることが大切です。
また、カルシウムの生成には、ビタミンDが関係しています。ビタミンDは骨の材料となるカルシウムの吸収を助けたり、カルシウムが不足しているときは、尿の中からカルシウムを再吸収するよう働きます。また、骨への沈着を調整して骨形成を促します。つまり、骨の生成するためには、ビタミンDがあってこそ、カルシウムが活用されるということです。
ビタミンDは、体内で無条件に生成されないので、食事から摂取する必要があります。サケ、イワシ、カツオなどの魚類、卵黄、干しシイタケ、キクラゲなどのきのこ類に多く含まれています。
また、ビタミンDは、日光を浴びることで作り出すことができます! 皮膚の下にある皮下脂肪には、紫外線に当たるとビタミンDをつくるコレステロールの一種が含まれているそうです。驚いたことに、日光を浴びてつくられるビタミンDの量は、食事から得られる量よりも多いのですって。厚生労働省によると、1日に必要なビタミンDの必要量は15μg(1μg=0.001mg)以上。食品から取る必要量の目安が5.5μgしかないので、不足している10μgは日光浴から作る必要があります。
ビタミンDをつくるための日光浴に必要な日光照射時間は、夏は木陰で30分程度、冬は1時間程度とされています。日に当たる皮膚の面積を増やせば、その分日光照射時間も減らせるそうです。
顔や首の日焼けが気になる場合は、日傘や帽子、スカーフなどを使い、手のひらや腕、足を日に当てるといいそうですよ! ガラスは紫外線を通しにくいので、窓ガラス越しの日光浴ではなく、外に出て日光を浴びるようにしましょう。
骨粗鬆症の原因は、老化だけでなく、女性の場合は閉経後のホルモンバランスが影響しているそう(本当に人ごとじゃないわ!)。
骨は刺激を与えると強くなるそうなので、ウォーキングや筋力トレーニングといった骨に刺激を与える運動も、骨粗しょう症の予防として効果的だそうです。外に出て、日光を浴びながらウォーキングをしたら、一石二鳥ってことね!
骨粗鬆症に気を付けないとならないお年頃のワタシ。今日からビタミンDが豊富な食事、適度な日光浴、適度な運動を心掛けようと思います。
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イラスト:飛田冬子