
50代から「英語の学び直し」♪
「英会話ができるようになりたい」と、50代から英語を学び直す方が増えています!スキマ時間で簡単に英語学習ができるおすすめの方法は?
公開日:2019年11月04日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
みなさんは、キッチンで食品を保存する袋をなんと呼んでいますか? 先日、一緒に料理をしていた娘に「ビニール袋」と言ったら「ポリ袋ね」と訂正されてしまったのです。さらに娘は面白がって「いまどき、ポリ袋をビニールって呼ぶのはお母さんくらいね。年がばれるわよ~」なんて言うものだから、どちらが正しいのか気になって調べてみることにしました。
すると、娘の言う「ポリ袋」が正解だったのです。母はショック!!
そもそも「ビニール」と「ポリ」は素材が違うということです。ビニールは塩化ビニール樹脂で出来ており、ポリ袋はポリエチレンやポリプロピレンで出来ているとのこと。なるほど、素材の違いがネーミングに表れているのなら「ポリ袋」と呼ばざるを得ませんね……。
一時期、ビニールを燃やすと有害なダイオキシンが発生するという説が一般化したため、家庭用ビニール袋はほとんど生産されなくなりました。そのため、現在では食品の保存に使うジッパー付きの袋もスーパーのサッカー台(袋詰めする台)に置いてあるシャカシャカした袋も、レジ袋もほとんどがポリ製の袋だということです。
ただ、一口に「ポリ袋」といっても大きく分けて高密度ポリエチレンと低密度ポリエチレンの二種類あるということがわかりました。
正式には、レジ袋などシャカシャカ音の鳴る袋は高密度ポリエチレン(HDPE)、透明で中の食品がはっきり見えるジッパー付きの袋や梱包に使用するプチプチなどは低密度ポリエチレン(LDPE)と呼ばれる素材が使用されています。
高密度ポリエチレンは半透明で固い性質で引っ張りや耐熱性にも強いのが特徴です。高密度で耐水性も高いので食品保存に適していることでも知られています。
そういえば、冷凍から湯せんまで一枚のポリ袋でできてしまうという、最近、話題の「ポリ袋料理」に使われる袋も半透明でしたよね!
一方で、低密度ポリエチレンは透明クリア性に特化していて伸縮性や衝撃に強いのが特徴です。竹串や剪定した庭木などの処分なら伸縮性の高い低密度ポリエチレンが適しているということになりますね。
逆に、高密度ポリエチレンに比べると耐熱性は低いので熱い食材や電子レンジでの使用には不向き。ただ、ジッパー付きの袋など、一部、耐熱性にも考慮した製品が出てきているので、用途は製品ごとの特性をしっかり理解してから使用するのが安心でしょう。
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参照:包装技術ねっと
イラスト:飛田冬子
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