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素朴な疑問ラグビーにも「ワールドカップ」があるって本当?
最近は「細マッチョ」というのが若い女の子たちのお好みらしいですが、ラガーマンに代表されるような広い肩幅や分厚い胸板の筋骨隆々の若者は、やっぱりたくましくて素敵ですよね。有名なラグビー選手の五郎丸選手や山田選手は顔もイケメンだから大人気ですしね。そういえば山田選手はラグビーの日本代表選手ですけど、日本代表ってことはサッカーのようにラグビーにもワールドカップがあるのかしら? ちょっと気になったので調べてみました。
結論から言うと、ラグビーにもワールドカップがあります。しかも2019年は日本で開催されるんですって! これは要チェックですね。
そもそもラグビーのワールドカップが始まったのは、1987年第1回のオーストラリア・ニュージーランド大会から。ワールドカップの歴史としては、まだ30年くらいしか経っていないんですね。日本は第1回大会からずっと参加していますが、過去の戦績(4勝22敗2分)をみるとあまり活躍できていなかったみたい。それが一気に注目されるようになったのが、前回2015年イングランド大会でのこと。
初戦の相手は強豪の南アフリカでしたが、大方の予想を覆して日本が勝ったんです。この歴史的な大金星でスタートし、惜しくも勝ち点差で決勝トーナメントには進めなかったものの、日本中を大いに沸かせたのでした。日本代表主将のリーチ・マイケル選手をはじめ五郎丸選手など、活躍した日本代表選手たちが大注目されて、CMとかテレビ番組とかにひっぱりだこになったわけです。
ちなみにラグビーには「ラグビーユニオン(15人制)」と「ラグビーリーグ(13人制)」という2つの組織がありますが、ワールドカップはラグビーユニオンの各国代表チームが競う世界選手権です。日本でラグビーというと、一般的にはこのラグビーユニオンのほうを指します。
「7人制ラグビー」という競技があるのも初めて知りました。オリンピックではこの7人制ラグビー(セブンス)が公式種目になっているんです。15人制と同じ広さのフィールドでプレーするので、パス回し技術や俊敏性が必要となってスピーディな試合展開が楽しいそうです。しかも男子だけでなく、女子の種目もあるんですって! 女子ラグビー日本代表チームは「サクラセブンズ」と呼ばれていて、とても人気があるそうですよ。
あと、個人的にはニュージーランド代表チームが試合前に披露する「ハカ」を見るのがとっても楽しみです。「ハカ」はニュージーランドの先住民族マオリ族が戦いの前に、敵を威嚇し自らを鼓舞する民俗舞踊の一種なんですが、独特の表情や勇壮な掛け声は迫力満点! かなりの見応えですよ。
2019年のラグビーワールドカップは9月20日に東京スタジアムで開幕、11月2日まで全国12会場で20か国の代表チームが熱戦を繰り広げる予定です。2020年にはオリンピックが東京で開催されますし、世界的な大会が続くのでワクワクしますね!
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イラスト:飛田冬子
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