【終活】葬儀・お墓編_必ず取り組みたい用意
2023.08.042023年10月31日
素朴な疑問
香典金額が多いと失礼になる?OKな金額例は?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
明日ダンナさんと葬儀に参列する予定なのですが、新婚の頃にとってもお世話になった方なので、お香典をいくらくらい包めばよいのか悩んでいます。
奥様をはじめご親族のお気持ちを考えると、少しでも何かの役に立つように多く包みたいけれど、お香典が多すぎると失礼にあたるんじゃなかったかしら?
失礼のないようにしたいので、きちんと調べておきましょう。
香典金額が多いと失礼とされる理由
香典は、故人への想いや遺族への手助けなどの意味があるため、金額が多ければ多いほどよいのではないかと思われがちですが、実は金額が多すぎると失礼にあたるとされています。
なぜなら、香典には「義理返し」という考え方があるからです。
香典を包んだ側に不幸があり、受け取った側が葬儀に参列する際は、以前受け取った香典と同程度の金額を返す必要があります。
ゆえに、一般的な香典の相場以上の金額を包んでしまうと、受け取った側も義理返しとして高額な香典を包まなければならず、弔意の気持ちを示したつもりが、逆に失礼にあたってしまうのです。
関係性別!失礼にならない香典金額の例
基本的に香典の金額に決まりはなく、故人との関係や香典を包む人の年齢によって変わってきますが、一般的に包む人が50代以上の場合は、以下の金額が相場とされています。
【親族の場合は夫婦連名なら相場の5割増し】
- 両親:10万円程度
- 兄弟姉妹:5万円程度
- 祖父母:5万円程度
- おじおば:3〜5万円程度
- その他親戚:1〜2万円程度
【仕事関係の場合は上司よりも高額にならないよう注意】
- 上司・部下:5千〜1万円程度
- 同僚:5千〜1万円程度
- 同僚の家族:3千〜1万円程度
- 取引先関係:5千〜1万円程度
【友人・知人の場合は付き合いの深さが目安】
- 友人(その家族も含む):5千〜1万円程度
- ご近所:5千〜1万円程度
- その他の知人:5千〜1万円程度
上記の相場を目安に、故人との関係性や年齢、社会的立場などを考慮して、適切な金額を用意します。
両親や兄弟姉妹、祖父母、おじおばなど近親者であれば、数万円の香典を包むこともありますが、一般会葬者であれば3万円を超えると高額な香典にあたるといえるでしょう。
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参照:橙縁社
イラスト:飛田冬子