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素朴な疑問香典を出すべき親族の範囲はどこまで?金額は?
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こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
大人の女性が覚えておきたいマナーってありますよね。お葬式に参列する際は、香典(こうでん)を包むけれど、金額はどれくらいが正解なんでしょう。それは、故人との関係性などによって変わるんだとか。大切な人とのお別れ、慌てることがないよう詳しく調べてみました!
香典は出すべき?どこまでの範囲に渡す?
親族の葬儀に参列するとき、香典を出すべきか、いくら包むべきなのか迷ったことがある人も多いのではないでしょうか。周囲と足並みが揃うように、香典を出す範囲や金額について確認しておきましょう。
まず、香典を渡す範囲についてですが、明確な決まりはありません。これは、香典が「お互いに助け合う精神」から生まれたものであるため。元々はお花やお香、食べ物をお供えしていましたが、葬儀には多額の費用がかかることから、現在の形の香典になったそうです。
香典を出すか出さないかの判断のポイントは、「故人との関係性」。生前に親交があった人であれば、ご近所付き合い程度だったとしても香典を出すといいとされています。
また、親等も判断基準です。三親等(曽祖父母、祖父母、父母、子、孫、ひ孫、兄弟姉妹、叔父・叔母、甥・姪)以内の親族であれば、香典を出しましょう。
親族の場合「故人との関係性」で金額が変わる
香典をいくら包むのかということについては、親族の場合は「故人との関係性」と「自分の年齢」で金額が変わります。10代の人や学生の場合は、原則として香典は必要ありません。また、同居している家族が亡くなった場合、香典は必要ないことが多いそうです。
以下で、親族の香典の金額の目安を見てみましょう。
- 両親(母親・父親)
20代:3〜5万円
30〜40代:5〜10万円
50代:10万円〜 - 兄弟・姉妹
20代:3万円ほど
30〜40代:3〜5万円
50代:5万円〜 - 祖父・祖母
20代:1〜2万円
30〜40代:3〜5万円
50代:5万円 - 上記以外の親族(叔父や叔母)
20代:1〜2万円
30〜40代:2〜3万円
50代:3〜5万円
自分が故人の遺族ではない場合は、基本的には香典を渡す必要があります。(両親が亡くなった場合で兄弟が喪主のとき、結婚して世帯を外れているときなどは香典が必要)
香典では「死」を連想させる4や「苦しい」を連想させる9など、日本では縁起が悪いとされる数字は避ける、新札は使わないなどの注意点も。お葬式は、故人と最後のお別れをする機会。マナーをしっかり覚えておきたいですね。
※この記事は2022年5月の記事を再編集して掲載しています。
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参照:みんなが選んだ終活
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イラスト:飛田冬子
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