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2022年10月10日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
子どもたちが小さい頃は、よく公園でどんぐりを拾って喜んでいたものです。いまだにどんぐりを見つけると「あ! どんぐりだ!! 」という気持ちになってしまうワタシ。
お料理のサイトを見ていて、どんぐりには種類があるということや、食べられるということを知ってびっくり! 気になったので、調べてみました!
日本にはどんぐりの種類がなんと22種類もあります。すべてブナ科に含まれますが、その中でも5つの分類に分けられます。
どんぐりというのは、植物の果実にあたる部分で、堅果(けんか)と呼ばれています。実は栗も、どんぐりの一種なのです。
また、「ぼうし」「はかま」などと呼ばれる部分は殻斗(かくと)と呼ばれ、それぞれどんぐりの種類によって特徴が異なります。
まずは、日本に存在するどんぐりの22種類を、分類ごとにご紹介します。
どんぐりは種類によって食べられますが、アクの強いものはアク抜きをしてから食べる必要があります。反対に、生で食べられるほど渋みが少ないものもあるのです。
ここでは、栗以外の、食べられる代表的などんぐりを5種類紹介します。
殻斗が丸くイソギンチャク状の堅果が特徴で、夏にカブトムシやクワガタムシが集まる落葉樹です。コナラ属の中でも最も大きな堅果であるクヌギは、昔は主要な食料の一つでしたが、アクが強く現代ではあまり食料として食べられていません。食べる際は、アク抜きをして食べ方を工夫する必要があります。
殻斗が浅くて小さく、堅果のヘソ部分も小さいため殻斗がすぐに脱げ落ちてしまいます。ウバメガシの木は丈夫で強く、海岸などにも群生でき、備長炭の材料にもなっています。どんぐりはアクが強く青臭いので、アク抜きをしっかりして食べる必要があります。
堅果は細長く先が尖っていて、全体を殻斗が覆っていますが落下時期になると殻斗が3つに裂けるのが特徴です。スダジイのどんぐりはアクがほとんどなく、生でも食べられるほどです。薄味で甘みが少しある程度なので、炒って甘みを強くして食べるのがおすすめです。
小粒で丸い堅果で、どんぐりの中でも一番小さいとされていることから「コジイ」とも呼ばれています。殻斗が堅果全体を包んでいて、熟すと3~4つに裂けます。スダジイと同じく生で食べられますが、炒って食べた方が甘みを感じられるのが特徴です。
細長い砲弾型の堅果と、白いロウ状の物質で覆われているのが特徴です。本来の自生地は九州や沖縄ですが、現在では全国の公園や街路などで植えられてます。アクの少ないどんくりなので、茹でる、炒るなどの他にも生で食べることもできます。
どんぐりには以下のような食べ方があります。
・生で食べる
・炒って食べる
・煮て食べる
・粉状にしてクッキーや団子にして食べる
アクが少ないどんぐりは生で食べられ、米やナッツといった食感と甘みが味わえるのが特徴です。生で食べる他にも、炒って食べると栗のように木の実特有の甘みを楽しむことができます。
アクの強いどんぐりは殻や薄皮を剥いてアク抜きをしてから煮込むとおいしく食べられます。また、粉状にしてクッキーや団子などさまざまな料理に使用できます。
どんぐりを拾ってきて種類を調べたり、クッキーにして食べたりすると、秋を感じられますね!
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参照:ちそう
イラスト:飛田冬子