公開日:2022年01月28日
素朴な疑問
マグロのトロや赤身はどこの部位?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
先日、回るお寿司屋さんに行って赤身やトロなどのマグロを堪能してきました! マグロは部位によって名称が違うのは知ってるけれど、具体的な場所は知らないわね……。この機会にマグロの部位や名称を調べてみましょう!
マグロのトロや赤身はどこの部位?

主なマグロの部位の名称と特徴を紹介します。
- 大トロ
言わずと知れたマグロの中の高級部位。脂身が多く、とろけるような柔らかい食感と甘味が特徴。
- 中トロ
腹身と背身部分。寿司や刺身の他、炙り料理としても人気。適度な脂身とほどよい甘みが特徴。
- 赤身
背側にある部位。脂が少なく、しっかりした歯ごたえ。低カロリー、高タンパクでヘルシー。寿司店などのメニューにある「まぐろ」はこの赤身を指していることが多い。大トロや中トロに比べるとリーズナブル。
- ほほ肉
1尾から2個しか取れない希少な部位。繊維質が多めで揚げ物やステーキなど、火を使って調理をすることで、柔らかい触感と甘みが楽しめる。
- カマ
ほほ肉と同じく、1尾から2個しか取れない、エラの後ろの部位。中でも特に脂がのった部位は「カマトロ」と言われ、スジもなく食べやすいため、大トロよりも好きだという人もいるほど。
- 中落ち
中骨の周辺に乗っている部分。たっぷりの脂と独特のうま味が特徴です。ネギトロの材料にも利用されている部位。
主なマグロの種類

- 本マグロ(クロマグロ)
冬が旬な本マグロ。日本沿岸で漁獲されるマグロの中でも、体長3m、重さ500kg以上と最大級の大きさを誇る。群れで行動し、北半球を回遊する。肉質は、マグロの中でも脂のりがよく深みがあって美味。
- メバチマグロ
世界の温暖海域に生息。体長2m、重さ150kgほど。目が大きく、ずんぐりとした体形で、幼魚はダルマとも呼ばれている。脂は比較的少なく、赤身が濃く、トロのような部分も。
- キハダマグロ
赤道海域の熱帯域に生息。体長1.5~2m、重さ100kgほど。黄色の背びれと尻ビレや、鎌状の長い体形が特徴的。本マグロよりも脂肪分が少なく淡泊であっさりした食味。
- ビンチョウマグロ
世界中の亜熱帯・温帯域に生息。マグロの中で最小の体長1m、重さ40kgほど。長い胸ビレを広げるとトンボのような体形から、「トンボ」と言われることも。肉質は、淡泊で白っぽく柔らかいのが特徴。
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イラスト:飛田冬子




