魚を食べると頭が良くなるって本当?
2020.11.05公開日:2018年08月26日
素朴な疑問
アルカリ乾電池は本当に長持ちなの?
テレビのリモコンが効かない。もう、電池切れかしら? アルカリ乾電池買いに行かないと。でも私が子供の頃は、マンガン乾電池が一般的だったのに、今はアルカリ乾電池ばかり。やっぱり、アルカリの方が長持ちするからかしら?
さっそく調べてみました。
そもそも乾電池には大きく分けて2つの種類があるのね。ひとつがアルカリ乾電池、もうひとつがマンガン乾電池。どちらも正極(+)活物質に二酸化マンガン、負極(-)活物質に亜鉛を使用しているんだけど、マンガン乾電池が負極(-)活物質に板状亜鉛を用いているのに対し、アルカリ乾電池が用いているのは粉末状の亜鉛。
板状に比べると粉末状の方が表面積は大きくなるので、アルカリ乾電池の方が大きな電流が取り出せて(=パワフル)、しかも、より多くの電気容量が得られる(=長持ち)というわけ。
う~ん、わかったようなわからないような。理科は苦手なんだもん。
実際どのぐらい長持ちなのか、パナソニックさんが調べてくれているみたい。
■定電流連続放電(20℃±2℃)単3形20mAの場合
乾電池エボルタ 約150時間
アルカリ乾電池 約140時間
マンガン乾電池 約100時間
出典:Panasonic
ずいぶん違いますね。
長持ち度だけ比べると、もうアルカリ乾電池さえあればいいんじゃないかしら? なんて思っていたら、そうでもないみたい。
マンガン乾電池は休み休み使うと、電圧が回復するという特徴があります。小さな電流で休み休み使う機器に向いています。例)時計、懐中電灯、リモコン、携帯ラジオなど。出典:一般社団法人 電池工業会
え、待って。マンガン乾電池は、休み休み使うと電圧が回復するの?(スゴイ) じゃあ、リモコンはマンガン乾電池の方がいいみたいね。
じゃあ、お店でマンガン乾電池を探してみようっと!
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参照先:Panasonic
イラスト:飛田冬子