公開日:2021年09月04日
素朴な疑問
トイレつまりの対処法は?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
先日、娘から「最近トイレの流れが悪くない?」と聞かれました。水を流したときに水位が下がらないとの話だったのですが、実はワタシもちょっと気になっていたんですよね。毎日使うトイレだからこそ、予期せぬトラブルは困りもの。
この機会にトイレつまりの原因や対処法を、しっかり調べてみたいと思います!
トイレがつまる原因は?

トイレがつまる主な原因は、大量の紙や排泄物、吸水性の高い物、水に溶けない固形物などを流して排水管がつまってしまうケースです。
トイレットペーパーのように水に溶けやすい性質の物でも大量に流してしまったり、そもそも何らかの原因で流す水量が少なかったりすると、つまってしまうことがあります。
さらに、水を吸って膨張するおむつなどを誤って流した場合、排水管を圧迫してしまうことがあり、プロの業者でも解消するのにひと苦労です。こうなってしまう前に業者に依頼した方がいいでしょう。
また、長年使っている排水管には汚れが蓄積しています。排水管の壁面に尿石が付着して固まってしまうと、家庭用の洗剤や器具では落とすのが難しくなります。この場合も専門業者にお願いするのがおすすめです。
トイレつまりの対処法

トイレのつまりを自分で直せるかどうかは、状態や原因によって異なります。ここでは、トイレットペーパーや排泄物など、水に溶ける性質のものが一時的につまっている場合の解消方法を紹介します。ウォシュレットを使用している場合は念のため電源コードを抜いてから始めてください。
ラバーカップ(すっぽん)を使った解消方法
必要なもの
- バケツ
- ラバーカップ
- ゴミ袋
手順
- 汚水が便器の上部まできているときは、給油ポンプなどを使って汚水をバケツなどにくみ出しておく。
- 汚水の飛散防止のため、ゴミ袋の真ん中に穴を開け、ラバーカップを通しておく。
- ラバーカップを便器の排水口に密着させるように押し付け、勢いよく引っ張る。つまりが解消するまで複数回行う。
- つまりが解消できたら、バケツで水を流して確認する。
専用道具を使わない解消方法
必要なもの
- バケツ
- 45~50℃のお湯(便器の半分の量)
- 汚水をくみ出すための容器(ペットボトルなどでOK)
- ゴム手袋
- タオル
※便器が割れてしまう可能性があるため、必ず適正温度のお湯を使ってください。
手順
- ゴム手袋をして、便器にたまった汚水をペットボトルなどで可能な限りくみ出す。
- お湯を少し高い位置から便器内にゆっくり入れる。間隔を空けて2~3回行う。
- ふやかすため、1時間ほど放置する。
- バケツで水を流して流れを確認する。
- 水が流れたらOK。
重曹・お酢(クエン酸)を使った方法
必要なもの
- 重曹(カップ1/4)
- お酢またはクエン酸(100mL)
- 45℃くらいのお湯(便器の半分ほどの量)
※便器が割れてしまう可能性があるため、必ず適正温度のお湯を使ってください。
手順
- 水位が高い場合は、バケツなどに汚水をくみ出す。
- 重曹をトイレの水の中に入れる。
- お酢(またはクエン酸)を入れる。
- お湯を入れ1時間放置する。
- お湯を少し高い位置から流し、流れるようになればOK。
トイレに異物がつまっているときは、ラバーカップでは解消されません。手で引っ張り出すことができない場合は、業者に依頼するのがおすすめです。
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参照:生活110番
イラスト:飛田冬子




