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2021年05月17日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
先日、お買い物をしているときに枕の専門店を見かけました。オーダー枕と一緒に抱き枕も売られていたのですが、いろいろな形や素材のものがあって、興味が湧いてきました。
抱き枕は大きなクッションのようなものだと思っていたけれど、安眠効果だけではなく、体への負担を減らしてくれる効果も期待できるんですって。今回は抱き枕の効果や材質について調べてみました!
日本人には横向き寝が多いといわれていますが、上になっている腕や足が重力によって下向きに引っ張られることで、他の部分に無理が生じ、これが肩凝りや腰痛の原因になります。
抱き枕を使うことで、体への負担を減らし、体勢を正常に保つ効果があります。心はもちろん体への負担がなくなれば、よりリラックスして深い眠りを促してくれます。
また、仰向き寝は、舌や喉の筋肉が下がり、気道をふさいでしまう「いびき」の原因にも。ですが、横向き寝で姿勢が安定すると気道が無理なく確保できて、いびき対策になります。
胎児が常に丸まった姿勢をしているように、抱き枕などを抱いて寝る姿勢は、胎内での心地よい感覚を思い出して「安心感が得られる」という研究結果もあります。
抱き枕には、さまざまな形や素材があります。自分に合った形状と触り心地、手入れのしやすさなどから選びましょう。
「ロングタイプ」は、枕を長くしたような一般的な形状で、抱き枕としてはもちろん、2人用の枕としても便利です。
「バナナタイプ」は、まさにバナナのような形状。弧を描いた部分に体を入れて寝ることができる抱き枕です。
「円柱タイプ」は、ロングタイプとバナナタイプに比べて価格は上がりますが、ボリューム感やフィット感がより高く、クッションとしても利用できます。
「L字・J字タイプ」は、アルファベットのような「L」や「J」の形をしていて、抱きつきながら一部に頭を乗せることができます。
「流線タイプ」は、波線(~)のような形状で、フィット感を重視したい人におすすめです。他の抱き枕に比べて縫製が複雑になるため、価格が高い傾向にあります。
「キャラクター・動物タイプ」は、機能性や寝心地よりもかわいさや癒やしを求めたい人にピッタリ。ペットと寝ているような感覚で楽しい就寝時間を過ごせそうですね。
抱き枕に用いられる素材は、ポリエステル綿や羽毛、低反発ウレタン、超極小ビーズなどがあります。
ポリエステル綿は、ソファやクッションなどにも使用され、ボリューミーで弾力性があります。リーズナブルな価格が魅力ですが、使用回数が多いほどボリュームと弾力が失われる傾向にあるのがネックです。
羽毛はふんわりしたクッション性が特徴。優しい触り心地を求める人におすすめです。
さらに、マットレスの素材でもおなじみの低反発ウレタンや、クッションにもよく使われている超極小ビーズなどもあります。
自分に合った抱き枕を見つけて、快適な睡眠を手に入れたいですね!
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参照:LOFTY
イラスト:飛田冬子