素朴な疑問学校給食で私が大好きだったソフト麺はまだあるの?

公開日:2019/01/24

 

小学生のかっぽう着姿ってかわいいですよね。先日、テレビで、昔の給食を特集する番組があって、砂糖をまぶした揚げパンをはじめ、そうそうこんなのあったあったと懐かしく観ていました。ワタシは、学校給食でソフト麺が大好きでした。これって、まだあるのかしら? 食べたくなったのでちょっと消息を調べてみました。

 

なんと、学校給食メニューのレッドリスト! 絶滅危惧種なんですって!(個人的にはベストメニューなのに)なぜなら、給食素材の多様化や子供の減少などが原因だそうです。

 

ところでみなさん、全国学校給食週間というのをご存知でしょうか? 文部科学省の公式サイトにはこんな風に書かれています。

 

「我が国における学校給食は、明治22年(1889年)に始まって以来、各地に広がっていきましたが、戦争の影響などによって中断されました。戦後、食糧難による児童の栄養状態の悪化を背景に学校給食の再開を求める国民の声が高まるようになり、(中略)昭和22年1月から学校給食が再開」されたとあります。

 

この給食再開を記念し、教育効果を促進する観点から、毎年1月24日から1月30日までの1週間を「学校給食週間」として、全国で様々な行事が行われています。

 

長くなりましたが、この期間に懐かしの給食メニューをイベントとして提供する学校が多いそうです。ワタシがテレビで観たのは、このイベントだったのかもしれません。そこでソフト麺は見事花形メニューに返り咲くのです! しかも、いまの子供たちにも受け入れられているんですって。(普遍的なおいしさなのよ!)

 

子供のころの話をするときに、学校給食のネタは欠かせないですよね。でも、西日本出身の方の中には、ソフト麺の話題についていけないという声もあるんですって。はじめにソフト麺を給食メニューとしたのは東京で、1965年のことでした。その後、全国に広がってはいくのですが、愛知県以西の地域では、給食に出なかったということもあるようですね。(なんてかわいそうなの、おいしいのに)

 

懐かしいソフト麺をまた食べてみたい、まだ食べたことがないので味見をしたいというのなら、こんなお店に足を運んでみてはいかがでしょうか? 東京・御徒町の「給食当番」や東京・渋谷、新宿、池袋をはじめ名古屋、梅田などにある「6年4組」などの飲食店では、ソフト麺をはじめ懐かしの給食メニューが楽しめるんですって。

 

ソフト麺は戦後、米国から輸入された小麦を使って、日本人が作り上げたオリジナルの食品で、国民みんながお腹をすかせていた戦後の食料事情を思い出させてくれる歴史的なメニューでもあるのです。というわけで、ソフト麺ファンクラブつくろうかな~~。あー、お腹すいた(笑)

 

 

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参照:給食当番
   6年4組

 

クジラの竜田揚げも大好きでした
クジラの竜田揚げも大好きでした

 

イラスト:飛田冬子

 


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