津軽に息づく、文化と四季を巡る宿

星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランド「界」。「界 津軽」は、古くから湯治場として知られる津軽の奥座敷、大鰐温泉に佇む温泉旅館。青森ヒバを使用した湯舟でくつろぐ温泉や、津軽の伝統文化を堪能できる宿の宿泊券（1泊2日）を、1組2名様にプレゼントします。（有効期限：2025年6月1日～11月末日）
※宿泊券の発送は5月初旬になります。

開湯800年の歴史を持つ、青森県・大鰐温泉。津軽地方の奥座敷に佇む「界 津軽」は、津軽に息づく伝統文化が光る宿です。

ロビーに面した「津軽四季の水庭」は、季節の風景と津軽文化を楽しめる空間。

春は、桜の名所である弘前にちなみ、咲き誇る桜の生命力や厳かさを、土色の深みある風合いが特徴の「津軽金山焼」で表現。夏には「津軽びいどろ」で作った約150個の灯りで、弘前ねぷた祭りの力強さを表します。

秋は紅葉が彩り、冬は雪景色の中に津軽こぎん刺しのデザインが施された「こぎん幻燈」とかまくらが、幻想的な雰囲気を醸し出しています。

大浴場は外の水庭に面し、アーチ型の屋根がついた「かまくら露天風呂」。ここにも四季折々の風景と伝統工芸を楽しめるような工夫がこらされています。

春は桜や紅葉、雪をイメージした「津軽こぎん刺し」モチーフの灯篭。夏は、津軽地方の夏の風物詩「黒石ねぷた」を切り出して作った灯篭。たっぷりのお湯に浸かりながら季節ごとの風情が味わえる、湯浴みのひとときは格別です。

内湯は、さわやかな香りが広がる青森ヒバの湯船。古くから湯治にも使われてきた、大鰐温泉のとろりとやわらかな湯に身をまかせれば、心と体が芯から温まるような心地よさを堪能できます。

客室はすべて、ご当地部屋「津軽こぎんの間」。伝統工芸「津軽こぎん刺し」の模様をシンメトリーに設え、洗練された和の空間を演出しています。

“こぎん”とは、江戸時代に津軽地方で始まった伝統的な刺し子の技法のこと。元は、厳しい冬を乗り越えるため、衣服の強度と保温性を高める工夫として生まれた文化だそうです。

こぎん刺し体験「思い出こぎん」では、簡単にできるしおり作りと、本格的な刺し放題のキットが用意されています。予約不要かつ、無料で楽しめるので、ハンドメイド好きな人は必見ですよ。

津軽の伝統文化を堪能できるご当地楽は、日本画の巨匠・加山又造の壁画『春秋波濤（しゅんじゅうはとう）』の前で開催される、津軽三味線の生演奏。

津軽地方の三味線は、他の三味線音楽とは一線を画し、「叩き」を主とする打楽器的な奏法が特徴です。空気を震わす独特の音色は、見る者聴く者を圧倒します。

宿を拠点に、城下町の名残りが残る弘前市内や、世界自然遺産の白神山地を訪れてみるのも、津軽地方の奥深さを感じる契機に。

「界 津軽」への宿泊を通し、歴史と大自然を感じる旅を堪能してみてはいかがでしょうか。

>>「界 津軽」と周辺観光スポットのレポートはこちら

界 津軽

宿泊料：1泊2万8000円～（2名1室利用時1名あたり、サービス料・税込、夕朝食付）
所在地 ：青森県南津軽郡大鰐町大鰐字上牡丹森36-1
電話　 ：050-3134-8092（界予約センター）

公式ホームページ