九十九里、佐原、銚子港…自由気ままな夫婦ドライブ旅

千葉の見どころがたっぷりなキャンピングカーの旅

公開日:2019.04.21

更新日:2019.04.17

念願のキャンピングカーを購入した蒲池さんが、夫婦で日本全国をドライブして巡ります。今回も千葉県へぷらっと息抜きの旅へ。九十九里の白子海岸に向かいます。江戸情緒あふれる街並みやドライブ旅行の醍醐味、道の駅など、千葉県の見どころが登場します。

ストレス解消でお出かけ

2019年2月14日の夕方、「何だか嫌なことばかりでストレスがたまったなー。これからどこかに行ってみようか」の夫の一言で、出かけることになりました。もちろん、愛犬のモカも一緒です。行き先は、高速代が安い千葉方面で、九十九里の白子海岸へ足をのばしました。

到着した時、辺りはもう真っ暗で、駐車場には車が1、2台とまっているだけでした。外は寒いし、波と風の音に包まれながら早々にベッドに入りました。

翌朝。波の音で目を覚まし、モカの散歩で外に出てみると、海ではサーフボードを楽しんでいるおじさまたちが10人ほどいました。窓から入ってくる潮の香りの中で、挽きたてのモーニング珈琲をいただきます。そして窓越しに広がる雄大な海を見ながらの朝食は最高です。

行き先を夫がスマートフォンで検索。「よし、決めた。今日は『小江戸さわら』にしよう」ナビに電話番号を打ち込んでいざ出発です。

江戸情緒溢れる古い町並み「小江戸さわら」

千葉県香取市佐原

 

千葉県香取市佐原

千葉県香取市佐原に到着すると、過去にタイムスリップしたかのような風景が目に飛び込んできました。時代劇に出てくる土蔵造りの商家や町屋が軒を連ねています。春うららかな日差しと心地よい風を感じながら、レトロな景色の中をのんびりと散歩です。

足を進めて行くと、橋の中央から水が流れ落ちているのです。農業用水を水田に送るために架けられた大きな樋から小野川に落ちる水の音に因んで、ジャージャー橋と呼ばれるようになったとか。平成4年にかつてのイメージを再現するために水が落ちるように造られたそうで、残したい日本の音風景100選の一つになっています。

千葉県香取市佐原

 

その橋の付近には伊能忠敬の旧宅があり、屋敷は自由に見学できるようになっています。家の前は「小江戸さわら舟めぐり」の乗船場所になっていて、数人の方が船の旅を楽しんでいました。季節柄川の数か所にお雛様が飾られていたのが印象的でした。まだ見学できるところはありましたが、銚子港へ移動です。

千葉県香取市佐原

 

迫力ある漁業基地

全国有数の漁場とあって、見たこともない大きな漁船がたくさん止まっています。水産・加工・流通の総合漁業基地はスケールが大きいですね。カモメがおこぼれをもらえないかと船の周りを大群で飛んでいる、または待っている光景はそれを物語っています。車でゆっくり移動してカモメを刺激することなく、間近に見ることができました。

運転が好きな夫はいつしか銚子半島の最東端「犬吠埼灯台」が見えるところまで来ていました。車を降りると、広大な海面から強い潮風が吹き上げてきます。

道の駅「季楽里あさひ」でもう一泊

体の疲れを癒すために、道の駅「季楽里あさひ」でもう一泊。

翌朝、駅構内の店に入ってみると、野菜はもちろんですが、日常使いの花から洋シクラメンなどの鉢花、めだかとちょっと珍しい物も置いていました。やはり野菜は新鮮でお安く、こちらでもつい買い過ぎてしまいました。

道の駅「季楽里あさひ」

あちこちに点在する道の駅は色々と工夫を凝らして、特色を出しています。この先どんな素敵な道の駅が発見できるか楽しみです。

蒲池 香寿代

大分県生まれ。小学校の時に恩師の先生との日記を機に何かしら記録することが習慣になっていました。結婚後は家計簿日記と運動不足解消の体操が日課になっています。元気なうちに念願のキャンピングカーで日本全国を横断するのが夢です。

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