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- ピラティスでしなやかな体作りに挑戦しました
50代で始めた水泳にのめり込むようになって、今ではクロール、平泳ぎ、バタフライも習得。泳げなかった自分が水泳を始めた時のエピソードや、上達していくまでの様子を振り返ります。今回は体幹を鍛えるのにおすすめという、ピラティスに挑戦です。
ピラティスのレッスンへGO!
前回、陸上トレーニングをしましたが、その時に体幹を鍛えるにはピラティスがおすすめだよと言われました。トレーナーさんの話なので、間違いはないだろうと思って、さっそくレッスンに参加することにしました。私の通っているジムでは週に2回ピラティスのレッスンがあって、それぞれ先生が違います。ので、2つとも受けてみることにしました。
そもそも体幹って何?
体幹とかインナーマッスルという言葉は、あまりなじみがありませんでした。調べてみると、頭、足、腕を除く体全体の奥にある筋肉などのことをさすようです。体幹を鍛えるメリットは、力を発揮しやすくなるとのことでした。力は筋肉が生み出すものですが、効率よく使われることにより最大限の力が出せるのだとか。
ピラティスってどのような運動なんだろう
ヨガは過去やったことはありますが、ピラティスの経験はありません。それで調べてみたところ、ヨガと動きは似ているところがあるが、ストレッチを中心として、体をしなやかに丈夫な筋肉を鍛えることが目的であるとのこと。姿勢がよくなる、ケガの予防につながる、猫背や腰痛の改善、身体のラインがきれいになる、とまさにいいことづくめでした。
さっそくレッスンをうけてみました。
1回目 胸式呼吸が難しくて
スタジオに入ると、ヨガマットをスタジオに置いて、スタンバイ。ヨガマットはジムに備え付けられていますが、ご自分専用のものを持ち込む人も。ウエアはさまざまでヨガの格好をしている人もいれば、私のようにジムの体操服そのままの人も。このほか水筒やペットボトルの水を持ち込む人が多かったです。
まず、レッスンは呼吸の練習から。ヨガの呼吸は腹式呼吸ですが、ピラティスは胸式呼吸です。鼻から息を大きくすい、胸をあらゆる方向にひろげるようにします。息をはくときは膨らんだボールがぺしゃんこになっていくようなイメージでおへそを背骨に近づけるように腹筋を使って全て息を吐ききるのだそうです。しかし、これはとても初心者には無理だと思いました。何回練習してもうまくいきませんでした。
このあと、いくつかの動きを練習しました。ゆったりと動くので、ヨガの動きに似ているなあと思いました。最後は、照明を暗くして、瞑想タイム。これもヨガでやりました。
2回目 呼吸にとらわれず、でも動きはハード
今度は別の先生。1回目の先生と違い、おしゃべりです。
まず、ピラティスは初めての人はどのくらいいますか、という質問からはじまり、すべり症など病気のリハビリのためにお医者さんから勧められた人もいると思いますので、そういう方は動作ができなくても無理はしないでください、との注意がありました。
1回目では呼吸に苦戦しましたが、こちらの先生は呼吸にはこだわらない方で助かりました。もちろん呼吸は大事だけれども、はじめからできないので、慣れるまではあまり神経質にならなくてもいいということらしいです。
こちらの先生のレッスンに参加する人が多いのも納得できるような気がしました。レッスンの途中で先生からのアドバイスも多くて助かりました。しかし、動きの内容はこちらの方がハード。主に腹筋や背筋を鍛えるものが多いような気がしました。
スイミングなるものがありましたが、これは右腕と左足、左腕と右足を交互にアップさせていくものですが、結構きつい。手足を上にあげるのではなく、少し前の方に伸ばすという意識です。はじめは足を交代させるときに床にバタっと音をさせてしまいましたが、これはだめなんだそうです。ゆっくりと、ばたばたさせないのがポイントなのだそう。
手足を交代させるときにも体をふってしまいそうですが、体は安定させておくのがいいのだと指導されました。難しい。でも、どういう風にしたらいいのか覚えておけば、家でも簡単にできそうです。1週間に1度しかレッスンがないので、ジムに来た時に準備運動でやればいいかなと思いました。
大体、きつい動きのあとは、手足を大きく伸ばしたストレッチが入ります。先生の話では、これを何年も続けていけば、つまずいたりすることも少なくなるとのことでした。
1時間のレッスンがあっという間に終わりました。体幹に効果があるのか、についてはよくわかりませんでしたが、しなやかな体になるための効果はそのうちに出ると信じてしばらく続けていきたいと思います。
次回は、私の憧れの泳法、バタフライのレッスンに初めて参加した体験談です。
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