- ハルメク365トップ
- ハルトモ倶楽部
- 生活部
- 茶道のお稽古を再開するためのコロナ対策
30年間茶道を続けているという上野さん。コロナ禍でやむを得ず茶道のお稽古を休んでいました。7月から感染予防を徹底してお稽古が始まったそうですが、いつも通りのお稽古はなかなかできないようです。
茶道再開のための特殊な工夫
私は30年間茶道をしています。しかしこのコロナ禍で、3月から6月まで稽古を休んでいました。
7月に入り、公共施設が使えるようになり、私が稽古をしている女性センターも使用できるようになりました。女性センターでもしっかりとコロナ対策をしています。しかし、茶道の作法は特殊です。お茶を飲み回すなんてことは、コロナ禍においてはとんでもないです。センターの方も理解してくださり、飲み回す「濃茶(こいちゃ)」はせず、薄茶をたてて、点前(てまえ)をする人はマスクをし、お茶を飲むときだけマスクを外すということで再開できることになりました。
センターでも消毒液の用意やハンドソープやキッチンペーパーを用意してくれました。
私たちで考えた新型コロナウイルス感染防止対策
まず、手洗いですが、茶道には水屋(茶事の点前に必要となる茶道具や水などを用意するための場所)という所があります。でも、そこでハンドソープで手洗いできません。洗面所でハンドソープで手洗いをした後に、水屋ではハンドジェルで消毒します。手はキッチンペーパーで拭きます。それから、お茶の点前でお茶椀を茶巾というもので拭きます。その茶巾は薄めたハイタ-液につけて消毒をしています。
ハイタ-は100倍に薄めています。そして、お茶飲んだ茶椀は除菌ウェットティッシュで拭きます。お茶をたてる人はマスクをします。お茶を飲むときだけマスクを外します。
茶道ではおじぎをするときに必ず畳に手を付きます。ですから、稽古の始まる前には畳を消毒液で湿らせた雑巾で拭きます。
なぜこんなに気を付けてでも茶道がしたいのか?
こんな形で再開した茶道ですが、いつも不安を感じながら、悩みながらしています。先生も「ここでコロナの感染者が出たら、私が茶道を一切辞めます」とおっしゃっています。
私たちは長年の茶道の稽古を通して多くのことを学びました。それは茶道の作法だけではないのです。たゆまず続けてきたことが、知らないうちに自分の人生をつくってくれているのです。茶道の思いやりの心が人との付き合い方を教えてくれ、丁寧な物の扱いが私を律してくれているのです。やはり、茶道をしてきてよかったと、心から思っています。
ですから、茶道をお休みしていた4か月間は間が抜けた感じでした。また、コロナのせいで茶道がお休みになってしまわないかと、今後が心配です。
7月に入り、また感染者が増えてきたので、さすがに怖くなって8月は茶道をお休みしました。この先、一体どうなっていくのでしょう。
人はただ起きて、食べて、暮らしているだけではだめなんです。人と触れ合い、笑い合い、慰め合い、そうやって喜びを感じて生きているのです。なぜこのささやかな望みがかなえられないのでしょうか?
新型コロナウイルスの感染拡大が早く終息することを願うばかりです。そして、コロナに負けないように果敢に戦っていこうと思っています。
最後にクリアファイルで作るマスクケ-スを紹介したいと思います。インターネットで調べると、作り方が動画で見られます。今、私の中で、これがブ-ムなんです。ちょっとかわいらしく、携帯するのに便利です。新しいマスクも携帯できるのがいいと思います。みなさんもお作りになったらいかがでしょうか。クリアファイルというのもアイデアですよね。
-
子に遺すべき資産は?
「現金」か「不動産」か…どっちが得?メリット・デメリットは?相続や親族間のトラブルに悩まされないためにしておくべき準備とは -
突然の我慢できない尿意
実は多くのハルメク世代が悩んでいる「尿トラブル」…中には上手に対策をしている人も!気軽にできる対策って? -
個人情報管理できてる?
銀行口座・保険・クレジットカードなど、「デジタルの情報」をきちんと管理できていますか?煩雑にしていると思わぬ落とし穴が… -
お金の管理が簡単に!
三井住友銀行アプリに「シンプルモード」が新登場!スマホ操作が苦手な人でも簡単に使える便利機能が満載です! -
認知症セルフチェック
「もの忘れが増えた」「名前が思い出せない」という症状に心当たりがある方は要注意!それ、「認知機能のレベル低下」が原因かもしれません… -
健気な姿がかわいい!
「思わず笑顔になる」と巷で話題の「永遠の2歳児・ニコボ」!ハルメク世代の2人に、ニコボとの生活にハマる理由をお聞きしました! -
生前親に●●聞き忘れると
老親の契約や登録しているサービス、これらを子が把握していないと将来ムダな出費や面倒なトラブルに発展する可能性が!特に見落としがちなのは… -
50代~お金の増やし方
将来を見据えて、50代から「まとまった資金の調達」が重要になります。どんな選択肢があるか、ご存知ですか? -
60日で英語が話せる!
英語をマスターするのに「完璧」はいらない!初心者でも60日で英語が話せるようになる、驚きの3つのコツとは? -
今なら無料でお試し!
将来、自分の認知機能が低下するリスクがあるか、簡単に予測できるサービスが誕生。今なら無料で先行利用できます! -
おひとり様の備えはOK?
この先「おひとり様」になったら意外な落とし穴がいっぱい…。そんな不安に備える、おひとり様専用お助けサービスが誕生! -
50代から1日1分脳トレ
認知機能を衰えさせないためには、早い時期から「脳を活性化」させることが大切。脳トレ効果がグッとアップするコツって?